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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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#俳句幼稚園

「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

五月雨や最後泣かせる話題作 碧萃生 映画「ホールドオーバーズ〜置いてけぼりのホリディ」を見た後の語らいの時間です。

婆っ様の甘酒に顎突き出して 碧萃生 甘酒が夏の季語だとは、俳句を始めるまで知りませんでした。その手の?飲み物というと、夏は冷やし飴、甘酒は冬のものと思っていました。昔の人は、汗をかいて、ふーふー言いながら熱い甘酒を飲んでいたのでしょうか。まさに滋味という感じがします。

✈︎ 夏の雑詠四句(夏草、朝涼、風鈴、炎天)

夏草を出でくる牛の小顔かな 夏草:三夏/植物 朝涼や正しきは縦絞りなり 朝涼:三夏/時候 風鈴やおのれのこぶしながむる児 風鈴:三夏/生活 炎天や予約をとらぬパエリヤ店 炎天:晩夏/天文 ◆◆◆ 一句目 ロングドライブの車窓から。たくさんの黒い牛達が、草を食んでいるのか、広々、青々とした草原にみんなして首を突っ込んでいました。ふと顔を上げた牛の顔が、意外とちっちゃい!と思ったところから。 二句目 夏になって、家中の床を水拭きすることが朝の日課になっています

【俳句幼稚園】夏の雑詠〜沖縄忌・炎昼・摩文仁〜 なにもかも眩しかりけり沖縄忌 炎昼や摩文仁の丘の水平線 活動家と警官のゐる摩文仁かな 「摩文仁」は糸満市の地名。もちろん季語ではないのですが、「沖縄忌(慰霊の日)」を使わずに6月23日をどこまで詠めるかのチャレンジです。

水捌けぬコートへ生徒黄雀風

季語 黄雀風(こうじゃくふう)仲夏 梅雨時に南東から吹く湿り気を帯びた風のことらしい。 一部梅雨明けも言われはじめたが、まだまだ雨が多い。 コートは雨が降ると大きな水たまりができてなかなか捌けていかない。 そんなときは、スポンジを持って人海戦術で水抜きをする。 しかし、やっと終わったと思うと、新たに雨が降る。 引退までの練習は、水抜きばかりだ。

✈︎ 夏の雑詠五句(夏暁、月涼し、梅雨に入る、夏至、夏帽子)

夏暁や五線紙をゆく鳥の声 夏暁/三夏・天文 月涼しチーズケーキを食べ損ね 月涼し/三夏・天文 詫び状の返事の未だ梅雨に入る 梅雨に入る/仲夏・時候 運転を子に任せたり夏至の道 夏至/仲夏・時候             缶切りに蓋よぢれをり夏帽子 夏帽子/三夏・生活 ◆◆◆ 久しぶりの登園です。 一句目 朝まだ薄暗いうちから、ここ数日いつも同じような鳥の声が聴こえます。 二句目 日記句。夫の誕生日にチーズケーキを作ったのに、デザートにいく前に飲み過ぎて食

平等に命はひとつ夏の蝶 こちらの記事を読んで俳句を詠みました。 http://heiwakinendo.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-63a7.html #沖縄忌 #祈り #変わらない現実

沖縄忌「ざわわざわわ」と子の歌ふ 碧萃生 この前にどうして戦争をやめられなかったのか。この日でどうしてやめられなかったのか。この日でやめていれば広島も長崎もなかった。感じるのは、悲しさよりも怒り。 平和を願います。

しりとり俳句《109》

漸く梅雨入りのようです。 今朝も土砂降りでした。 今週は、シリーズが三つも!詠むのが楽しい(笑) ・居酒屋シリーズ ・声シリーズ ・虫シリーズ こちらの続きから👇 第109回は、6/17~6/23(2279~2)全21句 2279. ワックスをすこし毛先に初浴衣 初浴衣(三夏)ち 2280. 型紙の深き襟ぐり半夏生     半夏生(仲夏)し 2281. 常連の多き店なり胡瓜づけ* 胡瓜づけ(三夏)さ 228

十薬や窓辺に嬰の声太し 線路越しホームの君を消す白雨 もういない君を連れ来る梔子 三句目「梔子」(くちなし)。下の句はあえて四音にしました。チャレンジ句⁉︎ 今日は夏至です。太陽にご挨拶できませんでしたが、雲間に隠れても月がひときわ明るく美しいです。日付が変われば満月。

夏至の夕帰りはゆるい下り坂 碧萃生 今日は夏至。一年でいちばん昼の時間の長い日。 もう明日から少しずつ日が短くなっていくなんてピンときませんね。 これから、冬至に向かってゆっくり大きな坂を下りて行くイメージです。

【俳句幼稚園】夏の雑詠〜六月・父の日・夏至〜 六月やウルトラマンを唄ふ義父 父の日や勝ち越してまた勝ち越して おしやれ着のはためく竿や夏至の空 娘4歳のブームはウルトラマン! 寝ても覚めても歴代ウルトラマンの歌を口ずさんでいます。義父も喜んで高らかに唄っています😂

線状降水帯って耳にするようになって久しいが、名付けたのが最近なだけなのか、昔からあったのか。ともかく爆発的な大雨が止まって悪さをするのは勘弁ですな。 冷酒や線状降水帯よ去ね(いね) 三段切れ?