マガジンのカバー画像

俳句幼稚園 ~弐~

2,438
⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
運営しているクリエイター

#俳句幼稚園

「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

露草や朝食までのひと仕事 碧萃生 昨日は二十四節気の寒露。いよいよ晩秋です。とは言え、今日も大阪は夏日の予報。初秋の季語である露草が綺麗に咲いていました。

✈︎ 秋の雑詠(澄む秋、秋風、野の花、寒露)

澄む秋や鳥も日の出を待ちかまふ 澄む秋:三秋/時候 丁字路の秋風へ頬差しだせり 秋風:三秋/天文 野の花を月命日へ切りそろへ 野の花:三秋/植物 水切りの茎のしなやかなる寒露 寒露:晩秋/時候 ◆◆◆ 一句目 住んでいる家の窓から、ほぼ地平線からの朝日が見えます。太陽が顔を出す前の引き締まるような空気の中では虫の声だけがしていたのに、太陽が出てきた途端、鳥が鳴き始めたように感じたことが先日ありました。 四句とも、ここ最近の日常からの句です。 いつもお読み

私らしい句を詠みたい〜推敲出来ないー(泣)

朝カフェのジャズのリズムよ秋麗 まあいいか風に任せて秋の蝶 モビールの影ゆらゆらり長き夜 詠んでみて、類想っぽい気がする ・・から推敲したい!と思ったのですが 今の私にはストップかかってしまい(泣) どこから手直しすればいいのか わからなくなってしまいました。 推敲する時の着眼点などありますでしょうか? ちなみに、 一句目:朝カフェでのモーニング 外はとってもいい天気、ジャズも心地よくて 「こんな朝、最高✨」と感じて詠んだ句。 二句目:出勤中に私の側を通った蝶

しりとり俳句《124》

ようやく涼しくなってきたかと思えば、少しもどる、の繰り返しですね。 今週は、 ・スイーツシリーズ ・「たかし(高し)」シリーズ があります。 こちらの続きから 👇 第124回は、9/30~10/6(2593~26)全21句 2593.  スクーター停めて休まん花野原            花野原(三秋)ち 2594.  バラードをひとり聴きたる無月かな       無月(仲秋)し 2595.  月曜はポニーテールや秋の空            秋の空(三秋)さ

#俳句幼稚園 君を待つ空はつれなし秋曇 昨日は 佐賀国体の開会式 祝典にブルーインパルスが佐賀の上空を飛ぶと聞いたので 待つこと30分一向に現れない、 誰かが 中止と叫んだ、天候不良のためだそう…その時間を無駄にしたくないので 一句詠んでみました。

秋雨の運転席や夜勤明 碧萃生 今日は仕事が休みで予定もありません。 こんな日の雨はほっこりします。 何となく街も静かに感じます。 ジムノペディでもかけて、ゆっくりしましょう。 夜勤明けの雨も、あれはあれで独特のものですね。

✈︎ 秋の雑詠九句、小旅行より(初紅葉、芒、野路の秋、秋思、空高し、色なき風、秋入日、秋、秋の雲)

初紅葉線路は州を貫けり 初紅葉:仲秋/植物 ハイウェイを北へ芒の大声援 芒:三秋/植物 鉄塔のポーズ軽らか野路の秋 野路の秋:三秋/地理 風力の羽根ののろりと秋思かな 秋思:三秋/生活 鉛筆のビルのスケッチ空高し 空高し:三秋/天文 モネ展を出でて色なき風の街 色なき風:三秋/天文 角ばれる街へ秋入日の散りぬ 秋入日:三秋/天文 喝采の余韻ブロードウェイは秋 秋:三秋/時候 雨あがり解き放たるる秋の雲 秋の雲:三秋/天文 ◆◆◆ 月シリー

しりとり俳句(123)

こんにちは。 しりとり俳句の時間です😄 今週は茸シリーズがあります。 こちらの続きからどうぞ。 第123回は、9/23~9/29(2572~2592)全21句 2572 寂しがる者もあらねど穴惑     穴惑(仲秋)ち 2573 ドイツ語の教授さそふや走り蕎麦     走り蕎麦(晩秋)し 2574 そばに置く星座の図鑑夜半の秋     夜半の秋(三秋)さ 2575 空きびんに野草の花や秋のこゑ     秋の声(三秋)ち 2576 護衛艦九月の海を北へゆく    

#俳句幼稚園 木犀の命短し銀の雨 (もくせい) 秋澄むや徒然なりし野辺の花 笹垣のヒヨドリ雛に赤き一実 秋の七草を探しに出掛けてみたくなりました。鰯雲を仰ぎ 赤とんぼの歌を口ずさみながら ひと時の秋を楽しみたい。

俳句ポスト「八月」発表。

【中級・並選】 <

燃え尽きて死んでゆきたし曼珠沙華

鉄柱のまだ冷えきらず秋彼岸 碧萃生 秋分がきて、朝晩はようやくエアコンなしで過ごせるようになりました。 とは言え、最高温度はまだ30度前後。 少し前なら真夏の気温。 鉄柱、なんの鉄柱やねん。 お近くの鉄柱でお確かめください。

秋分や犬と烏と珈琲と

ここ2日くらい、めっきり朝夕が涼しくなった。 特に朝は寒いくらいである。 ゴミ出しをした早朝の帰り道、遠くで吠える犬と電線で呼応するように鳴く烏。そして玄関から珈琲の香。 そういえば22日は秋分だったか、と2日遅れに実感したのだった。