✈︎ 夏の雑詠四句(夏草、朝涼、風鈴、炎天)
夏草を出でくる牛の小顔かな
夏草:三夏/植物
朝涼や正しきは縦絞りなり
朝涼:三夏/時候
風鈴やおのれのこぶしながむる児
風鈴:三夏/生活
炎天や予約をとらぬパエリヤ店
炎天:晩夏/天文
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一句目
ロングドライブの車窓から。たくさんの黒い牛達が、草を食んでいるのか、広々、青々とした草原にみんなして首を突っ込んでいました。ふと顔を上げた牛の顔が、意外とちっちゃい!と思ったところから。
二句目
夏になって、家中の床を水拭きすることが朝の日課になっています