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✈︎ 秋の雑詠(澄む秋、秋風、野の花、寒露)


澄む秋や鳥も日の出を待ちかまふ

澄む秋:三秋/時候

丁字路の秋風へ頬差しだせり

秋風:三秋/天文

野の花を月命日へ切りそろへ

野の花:三秋/植物

水切りの茎のしなやかなる寒露

寒露:晩秋/時候


◆◆◆

一句目
住んでいる家の窓から、ほぼ地平線からの朝日が見えます。太陽が顔を出す前の引き締まるような空気の中では虫の声だけがしていたのに、太陽が出てきた途端、鳥が鳴き始めたように感じたことが先日ありました。

四句とも、ここ最近の日常からの句です。

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