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禊の二つの皆既月食が来る

5000年振りの11月8日は日本時間20時過ぎたころ、
牡牛座16度あたりで皆既月食満月を迎える。
日本全国19:17~20:42頃まで見ることができるそうだ。

しかし、霊的世界では月を直視することは注意する方がいいともいわれていて、
海や湖に映った月や、盃に酒を入れて月を写して見てから飲むことが吉とされている。ぜひ間接的に見ることをおすすめしたい。
月は強い波動を持ち、感情を揺さぶりいいも悪いも両方ともいわれているのだ。
月を司る神は「月読命」で音の中に「よみ」があり、「黄泉(よみ)の国」を連想させるものがある。

この日の夜空にある牡牛座は牛頭天王(武塔神)・蘇民将来説・すなわち海神として任せられた建速須佐男命とも繋がる星だ。

古事記では黄泉の国帰りの伊弉諾命が禊した時
水で顔を洗って生み出された尊い神さまの3セット。
左目から天照大御神が生まれ、
左目からは月読命、そして鼻は須佐之男命だ。
顔の位置からいっても須佐男命が真ん中で、鼻は息をする度に風が道る管だ。


天体の動きはまるで
今までの三次元的な考えの人生ゲームの終わり感を醸し出しているかのようだ。
各自のトラウマや弱みを癒し
古い習慣やパターンなどがどれほど手放すことができたか。
本質へ戻ることに辿り着けたかで
この先が変わっていきそう。

古事記からでも推測できることだが、
どうやら幸運は先ず「禊」をしてからだ。
『いや〜ほんとに酷い目にあったな〜
汚れたからきれいに洗おう』水に浸かって洗い流していく。
それは心の中や体験を含めた過去を綺麗さっぱり手放した時に
尊い神が生まれるとされるストーリーだ。

古事記から学べば、現代を黄泉の国とすれば
わたしたちがやるとこは先ずは真っ先に「禊行」だ。
逆境であれがあるほど、失いかけていた古教に学べ!

切り捨てる。
全て捨てる。
持ってはいけない覚悟。
削ぎ落とす。
などの強烈なサインが、8日の天王星と月食のバワーに含まれ
双子座火星と水瓶座土星のTスクエアの関係性から読み取れます。

今回の皆既月食は同時に、月が天王星を隠す「天王星食」も起こるようです。
天王星は肉眼では遠く暗い星なので、
望遠鏡などを用いて見ないと見えなそうですね〜
皆既月食の終了直前、天王星は20時41分ごろに一旦月に隠され
21時22分ごろに出現しますが、
地域によって時間は変わるので注意してください。
二つの食が同時に見られる天体ショーは今世紀最後とされています。

天王星は突発的な変化を表し、ターニングポイントになる星だ。
太陽と月と天王星が一直線になるというタイミングは何を意味するにだろうか。
天王星は字の如く「王」なので世界中の王族の闇の部分や
古い歴史の隠されていた秘密が明らになり出す可能性がありそうだ。
其々の業界の闇も同時に出てきそうですね。

これからどうすればわたしたちはいいのかとなると
キーポイントとなるのは『立命』とわたしは思っている。

失いかけていたものは、人生のハンドルで
自分で持っているという自覚だ!
本当の運命というのは我より立つ「立命」でなければならないー!と思っている。
そのためには自発的修行をやらないといけないもので
そこで日本的には神々と同じであるのなら「禊」が必要になってくるよね。
現代的に優しく言えば、お掃除、断捨離や手放しワークとなる。

*自分の意志の力をどれだけ尊重できるか。
*自分の内なる力をそれだけ信頼できるか。
*自分の魂の本質に結びついたか。
*それらを肉体時間で表現しきれるか。

「神人合一」
「我即神也」
「神人一如」
これで生きよ!という時が来たりー!!!

何もかも覚悟が決まれば
大荒波を乗り越えていく。

明日を迎えるために
少しだけ瞑想しよう。



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