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ロマンチックが止まらない

ーお隣の「七夕の雨」事情

7月8日の東京都の天気。前日の「七夕」に続いて雨。織姫(織女)と彦星(牽牛)は出会えずじまいで気の毒だ。ところが、お隣の大韓民国(韓国)は、七夕の雨についての解釈が、日本とまるで違う。韓国では、七夕には絶対に雨が降ると信じられていて、その雨は牽牛と織女が1年ぶりに会ってうれし涙を流すためだとか。実にロマンチックだ。

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うれし涙

韓国では、七夕を「七月七夕(チルォルチルソッ)」というそうだ。インターネットによると、七夕の日の夜に雨が降れば、それは2人のうれし涙。七夕の日を含めて2日間、夜に雨が続けば、それは別れを惜しむ「惜別の涙」だとされているらしい。ロマンチックがどうにも止まらない。

ただ、しとしと雨が降る七夕の夜、暗い空を見上げ、1年ぶりに出会えた牽牛と織女がうれし涙を流しているとはとても思えない。どこか違和感が拭えない。やはり、満天の星空、そして天の川を眺めながら「牽牛と織女は再会を果たしているんだろうね」という方がしっくりくる。

この辺りの話題。韓国の知人にいつか聞いてみよう。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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