「何を今さら」
ー"サプライズ・ツアー"
奥さんと義母さんのお供で参加した日帰りバスツアー。団体行動を求められるところに、出かける直前まで、どこか気乗りしない。ただ、実際に参加すると、予想以上に楽しかった。ツアーに参加するメリットも随所に感じる。これまでどこに行くにしても自前で賄おうとしていたが、今後はこうしたツアーをうまく生活に取り込んでいきたい。
関連リンク:「"サプライズ・ツアー"ーりすの独り言」
残念な慣れ
どうしても旅行に行きたいという義母の要望に応え、奥さんが選んだ今回の日帰りバスツアー。メーンイベントは日本三大渓谷の一つ、清津峡(新潟県十日町市)での紅葉狩り。それに群馬県沼田市にある農園でのりんご狩り。季節感はバッチリだ。
ツアーに申し込んだ奥さんが事前の案内を端折ったため、バスに乗って添乗員が説明するまで目的地さえも知らない状況。残念なことに、わが夫婦にはこうしたケースがよくあるので、こうしたことにも慣れたものだ。"サプライズ・ツアー"と考えて前向きに臨む。
バスツアーの利点
旅行代理店の企画するバスツアーを国内で利用した経験はほぼない。団体行動が求められるため、行動にいろいろ制限が出てくることが、どこか憂鬱だった。もっとも、腹をくくって参加してみると、ツアーも思っていたほど悪くないことが分かる。
まず非常に効率的だ。いつも思いつきで次に向かう先を決めることが多く、無駄に時間と予算を浪費したが、それに比べれば実にスムーズだ。さらに自分で運転しないで済むことも大きい。移動中はスマートフォンを見るなど、別のことに時間を割けることが嬉しい。
そして、何と言っても財布にやさしい。今回のツアー内容と同じプランを個人で進めた場合、このツアーに支払った費用に比べて5割増し程度になりそうだ。これだけメリットがあれば、多少の制約があったとしても、ツアーを活用しない手はない。
冷たい言葉
旅行先は気の赴くままにー。そんなスタイルは変わらない。ただ、時間と予算には限りがある。現実を見据え、今後、もう少しバスツアーなどもうまく取り込みたい。そんな風に奥さんに宣言すると、冷たい視線と言葉:
「何を今さら」(続く)
(写真:日本三大渓谷の一つである清津峡は紅葉が見ごろ=りす撮影)
関連リンク:
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!