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とんだ骨折り損

ー運転免許証の写真

「この持ち込み写真は使えません」ー。そう言われて愕然とした。先日、運転免許証更新のために訪れた東京都内の某会場。受け付けを拒まれた写真は、会場に訪れる前夜、奥さんにお願いしてわざわざ撮ってもらったものだ。次の更新は5年後と長く期間が空くので、気に入った写真にしてもらいたかった。なのに、ダメだって。とんだ骨折り損だ。

被写体は変わらない

受付不可の理由は、背景に写った壁紙に細かな凹凸柄があるからだとか。確かに目を凝らすとわずかにボコボコして見える。予想以上に持ち込み写真の規格が厳しい。重箱の隅を突いて探した出したような細かさだ。もちろん、職員からすれば、職務に忠実なだけなんだろうけど。

渋々会場内に設置された撮影ブースで撮ってもらうことに。料金は更新料に含まれているそう。仕上がりは意外なことに、奥さんが撮った写真とさほど変わらない。それもそうか、被写体は同じだ。撮る人によって写真が急に良くなったり悪くなったりすることはほぼない。

日々の努力こそ大切

少しでも写り良くしたいと思うなら、日ごろの努力が大切だなと痛感。小まめに美容院に通って似合う髪型を維持するとか、日々トレーニングしてシャープな顎のラインを保つとか。そうすることなしに、直前になって見栄を張ろうとするからムダな時間を食う。

そう思うと、どこかスッキリした気分に。この日の空は青く澄んでいた。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=りす撮影の素材を基にりす作成)

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