くわばらくわばら

ー次のスマホ、どれにする

アップル製のスマートフォン「iPhone13（アイフォーン）Pro」シリーズ（税込12万2800円から）が欲しい。ただ、予想に比べて重いらしい。そして、あまりに高額だ。そのため、第二希望として「iPhone SE（第2世代）」（税込4万9800円から）も真剣に考えだした。早く実際に手に取って確かめ、迷いから解放されたい。

関連リンク（連載「『次のスマホ、どれにする』シリーズ」）：「りすの独り言：次のスマホ、どれにするー決め手は見た目」「りすの独り言：次のスマホ、どれにするー機能と価格に悶える夜」

ありがたい言葉

これについて奥さん。「欲しいスマホを買うべきだよ」と、熱心に第一希望を勧めてくれる。迷っているときに背中を押してくれるありがたい言葉だ。お墨付きをもらえたことで、決断しさえすれば購入に踏み切れる。

ところが、これが悩みを深くする。この言葉のお礼に、第二希望を買って第一希望と第二希望の差額分を奥さんとの食事代に充てれば、それはそれでハッピーじゃないかと思うようにもなってきた。心がグラつく。

湧き上がる疑問

冷静になり、これでは涙を飲んで第二希望を買っても支払う総額が減らず、本末転倒ほんまつてんとうだと気付いて思い直す。奥さんには別の形でお礼するとしよう。それにしても、どうしてこんなことを思い浮かべたのか。

悪魔の囁ささやききか。くわばらくわばら。

（写真〈上から順に〉：『りすの独り言』トップ画像＝フリー素材などを基にりす作成、第一希望の「iPhone13 Pro」シリーズ＝アップル公式サイト）

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