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ジュンサイに一家言

ー見方いろいろ

「ジュンサイ(蓴菜)はそろそろ旬を迎える頃ですよ」ー。秋田県出身の同僚男性がこう教えてくれた。ジュンサイの軍艦巻きを食べさせてくれるお店(※)は知らなかったものの、やはり、そこはジュンサイ生産量日本一の秋田県が出身地の同僚。いろいろ詳しい。

ほかにも、地元ではお吸い物に入っていたり鍋料理の具として楽しんだりと、日常的にそこそこ目にする食材だったと教えてくれる。同僚によると、ジュンサイは小ぶりの方が美味しいそうだ。大ぶりだと、味に"雑味"が加わるらしい。同僚なりの一家言のようだ。

5月のゴールデンウィークに家族揃って帰省した際、ジュンサイの摘み取り体験に行きたかったとか。残念ながらスケジュールが合わずに断念したそうだが、そのうちに必ずと言う目はかなり真剣。ジュンサイを美味しく食べるだけでは物足りないらしい。ほとばしるジュンサイ愛、略してジュン愛。

真逆の答え

帰宅後、同僚から仕入れたジュンサイ情報を奥さんに伝えた。ジュンサイと聞いて「あー、食べたくなってきた」というだけあって奥さんは、ふむふむと興味深そうに聞く。一通り話し終え、ジュンサイの摘み取り体験をしてみたいかと尋ねると、同僚と真逆の答え:

「遠慮する。食べるだけでいいよ」。こちらは奥さんなりの一家言。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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