きょうのみやこ

初めまして。 エッセイや、創作などしたくて登録しました。 よろしくお願い致します。

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最近の記事

休むことの大切さ

 就職する前、社会人というのは残業して当たり前・休みも無くて当たり前なんだろうと思っていた。  どうしてそう思ったのか明確な理由はないが、恐らく、学生時代にいくつかやったバイト先の社員の人たちが、皆遅くまで働いている姿を見ていたからかもしれない。  また、両親を見ていても、普段の日に有休を使うことは記憶に無く 「夜遅くなるから、ご飯はチンして食べてね!」 なんてことも、珍しくなかった。  しかし、月日が流れ、社会人として何年目かのある日、管理職からこんなことを言われた。

    • ジェネリック551げっと!

       JR新宿駅に、新しいショッピングエリアができた。  その名も、イートルミネ。  工事中から、いつオープンだろうと、参入するショップリストを眺めて楽しみにしていた。  海苔の山本山、成城石井、つばめグリルなどなど、人気店がズラリと並ぶ。  オシャレなカップケーキや、クッキーなども目を引き、つい立ち止まっては試食を頂いてしまう。  流石に、どこも美味しい!!!  中には、イートルミネ限定のショップや商品などもあり、購買意欲をくすぐってくる。  私のお気に入りは、いろんなベー

      • 夏の海と明治浪漫

        #夏の1コマ

        • おいしく、たのしく、フードロス対策

           ほぼ毎日、自分のためにお弁当を作っている。  きっかけは、コロナ禍で外食や会食がどうしても躊躇われた時期に、一念発起したこと。  最初の頃は、四苦八苦として時間と労力ばかり掛けていたように思う。  おかずは何品作るとか、なるべく全て手作りで、とか高すぎる目標を掲げていたこともあるが、お弁当箱というのは、中をきっちり詰めないと、寄ったり崩れたりするもので、サイアクな時は汁漏れなど粗相をするので、如何にスキマを埋めていくのかに頭を悩ませた。  お弁当は、いわば穴埋めパズルのよう

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          悲しいできごと

           声優の、田中敦子さんが亡くなられた。  61歳。なんて早い旅立ちだろう。  言わずもがな、ベテランの有名声優さんであり、ご出演の作品は数えきれない。  そして、御声を吹き込んだキャラも。  私にとっての田中敦子さんは「アンジェリーク」という、元祖女性向け恋愛シュミレーションゲームに登場する、女王補佐官のディア様だった。  10代の頃に「アンジェリーク」にどハマリし、以来、ゲームのみやらず、コミカライズ・アニメ、それから声優イベントと多方面に展開するアンジェワールドに、

          悲しいできごと

          しゅわしゅわと夏

           あー、暑い!  毎日毎日、我ながらよく耐えてる!と思うくらいに暑い。  人の体温に換算したら、毎日、発熱してるような状態がずっと続いている。  5月に、友人と「夏に、ビアガーデンに行こう!」と盛り上がり、夜景のきれいなテラス席を予約したというのに、当日は太陽がいらぬ猛威を奮い、17時すぎに行ったのに、とてもテラスで飲める気温ではなかった。  気を利かせた店員さんのおかげで涼しい店内で呑むことができ、ガーデンの当てが外れてガッカリするとこ、安心感の方が大きかった。  日本の夏

          しゅわしゅわと夏

          誕生日。ひとつ始める

           誕生日です。  その区切りで、この埃を被っていたアカウントをまた書いて動かそうかな、と思いました。  1年の計は、誕生日に有り!  何かこう、つらつらと、やる理由とか長文で書いてたんですが、途中で面倒になって消しました(笑)  やりたい時が始め時だと思って、単純に書くことを楽しみたいなと。  まずは、3日!  続けるのが、1番難しい(笑)

          誕生日。ひとつ始める

          ぐるりと、地球が回ったよ

           子供の頃、私は保育園に通っていた。  東京の郊外ながら少し広い園庭には、ブランコや砂場、ジャングルジム、すべり台といったいろんな遊具が置かれていて、夕方、親が迎えに来るまで飽きることもなく、よく遊んだ。  その園庭の一角に、鉄棒もあった。3つほど連なってあったそれは、支柱を赤や黄色でカラフルに染めていて、子どもの興味を引くには、極めて効果的な色をしていた。  おむつも取れないような小さいうちは(記憶もないが)恐らく、見上げて眺めることしかできなかっただろう。しかし、ある日、

          ぐるりと、地球が回ったよ

          真夜中の一期一会

           習い事の帰り道。最寄りのひとつ手前の駅で電車が止まり、待てど暮せど動かないので、しびれを切らしてタクシー乗り場に走ったのだった。  時刻は0時を回っていた。同じような帰宅する人々の列に少し並び、自分の目の前にちょうど良く停まった黒いセダンのタクシーに乗り込んだ。 「すみません、三丁目の公園の辺りまでお願いします」  行き先を告げ、シートベルトを付けて、ホッと人心地ついたような気がした。  明るすぎる騒々しい電飾だらけの駅前を抜け、車は大通りをスイスイと走った。  家

          真夜中の一期一会