【ボウモア12年】アイラの登龍門
こんばんは。
ウイスキー初心者のけいすけです。
本日は、アイラ島のシングルモルトウイスキー「ボウモア12年」を紹介していきます!
【ボトル内容】
価格:3000円中盤
容量:700ml
入手難易度:B
評価:70点
おすすめ度:★★★☆☆
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少しウイスキーの取り扱いがあれば、大体の店舗で手に入る銘柄です。
割高ですが、ハーフボトル(350ml)で販売していることもあります。
アイラモルトが初めての方はハーフボトルで試すことをおススメします。
【テイスティングレビュー】
香り:若潮を感じるヨード香、柑橘系の甘酸っぱい香りが広がる
そして、最後にピート。
味わい:スモーキーなピートがガツンとくる。
柑橘系の甘さ、ビターチョコのような後味。
そして最後にピートが再び広がる。
総評:スモーキーさと甘さのバランスがすごく心地いい。
柑橘系を彷彿とさせる甘酸っぱい感じに加えて、
ダークチョコのような甘さを感じる。
ただし、最初に来るピートはご愛敬。
これを美味しいと感じたらアイラ沼に足を踏み入れたも同然
【蒸留所について】
アイラ島にある最古の蒸留所。
ゲール語で「大きな湾」という意味を持つボウモアという町にあります。
ボウモア蒸留所は、アイラ島の蒸溜所の中で唯一エリザベス2世女王が訪問しました。
その時に専用の樽を作り、お酒を献上したとされています。
そのような経緯から「アイラの女王」と呼ばれています。
その貯蔵庫は、海沿いに構えられ、常に波しぶきを浴びています。
中でも、有名な「No.1 Vaults(ヴォルト)」といわれる第一貯蔵庫は、
海抜0mにあり、潮の香を感じさせてくれます。
【製法】
ボウモアの特徴的な製法は、「フロアモルティング」です。
フロアモルティングとは、床に大麦を広げ、シールという木製のシャベルで
すき返しながら発芽させる重労働です。
このように手間暇をかけることで、独自の麦芽が作られます。
この麦芽を乾燥塔に運び、ピートを焚いて乾燥させます。
このピートには、アイラ島特有の海産物が豊富に含まれています。
そのため、特有のスモーキーなフレーバー「ピート香」を生み出します。
ピート香の中でもボウモアのものは、潮風を豊富に浴びることで、
特に海を感じるウイスキーとされています。
【最後に】
癖強で有名なアイラの入門といわれるボウモア。
始めはスモーキーさに苦手を感じるかもしれません。
しかし、慣れるとその奥深さにハマると思います。
もっとスモーキーさが欲しい!という方は、
他のアイラモルトにもぜひ挑戦してみてください!
あなたの好みのウイスキー選びの参考になれば幸いです。
それでは、よいウイスキーナイトを!
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