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【自作小説】執筆環境と投稿先について

どうもほいっぷさんどです。

自作小説書きです。
私の小説の執筆環境と投稿先について簡単に紹介したいと思います。

私自身、小説執筆に20年ぶりに復帰して、1ヶ月とちょっとなので、この先変わるかもしれませんが、この先私と同じように小説を書きたいという方の道標になればと思います。


執筆環境

エディタ

Nolaを使っています。
深い理由はなく、久々に小説を書きたいと思った時、アウトラインプロセッサ付きのエディタを探していたら、たまたま目についたためです。

なおNolaにはプロットエディタはありますが、アウトラインプロセッサとしての機能はないです。

プレミアム(月300円、年2800円)になるとマルチ執筆モードや、縦書きモード、プロットのカスタマイズ、資料のカスタマイズなどができるのですが、その費用に見合う収益はまーったくあげてないので、無償ユーザーのままです。

マルチ執筆モードは便利そうだなと思うものの、本業がITエンジニアでして。家のPC環境がマルチディスプレイのため、小さいディスプレイにブラウザのタブでプロットや設定資料、メインディスプレイで執筆としているので不便はないです。

表紙画像の作成

Canvaを使っています。
https://www.canva.com/

これも無償です。
無償でも使える素材やテンプレートは豊富ですし、画像生成AIが搭載されているので、ちょっとした素材ならすぐ作れます。

オンラインで動作しつつ、パワポで画像を作成する感じで表紙画像を作れるので重宝しています。

画像のリサイズができないのが難点です。
Kindle向けに1600x2560の表紙画像をまず作り、それからほか投稿サイト向けのサイズに編集しています。
(noteだけは見だし画像が横長になるので、素材を流用しつつデザインはだいぶ変わります)

挿絵は描かないです。
描くなら、GPU SOROBANあたりで仮想マシンを構築してStable Diffusionで生成します。
が、昨今生成AIも規制が厳しくなりつつありますし、挿絵が頻繁にあった方が良いライトノベル等の小説は書いていないので、今のところ不要です。

校正

Nolaで本文をPDF保存(縦書き表示)して、それを目視、音読してチェックしています。

校正ではありますが、誤字脱字や表現の矛盾、書き漏れなどがないかのほか、文章のリズム感、読みやすさも確認、修正してます。

各投稿先向けのファイル作成

基本的には、Nolaでエピソードごとにファイルを分けて執筆、ファイル単位で本文をコピペして、各投稿先のエディタに貼り付けています。

Nolaって多分テキストファイルでダウンロードする機能がないんですよね。

ただ、バックアップと後述のepub変換の為、自分のパソコンにプレーンテキストファイルで保存しておきます。

ルビは振っていません。
本当は振ったほうがいいのですが、投稿先によってルビの振り方(テキストファイルでの記述の仕方)が異なるため、振っていません。
そんな特殊な読み方をする熟語は使いませんし。

各投稿先に合わせてルビ書式を自動変換するスクリプト書いてもいいんですけどね。
なんかプレーンテキストのファイルにシンタックスを示す書式を入れるのが気持ち悪いのでやりたくないです(完全に個人の趣味です)。

epub変換

前述の通り、基本的に各サービスへの投稿は、Nolaからコピペです。
(noteはAPI経由で投稿できた気がする)

ただ、Kindleだけは電子書籍として出したいので、epub形式でアップロードしています。

テキストファイルからepubの変換には、でんでんコンバータを使っています。

Webから無料で使えて、Kindleでも表示がエラーにならない優れものです。

目次の生成の都合上、エピソードごとにマークダウンで見出しをつけます。

投稿先

現在、小説を投稿しているのは次のサービスです。

カクヨム

角川運営の小説投稿サイトの最大手の一つですね。

クリエイターサポートのプログラムがあるのも大きいです。
ただ、現在、私の書いている小説は全てR18作品のため、カクヨムには未投稿です。
(カクヨムはレーティングがR15までです)

小説家になろう(ノクターンノベル )

https://syosetu.com/

なろう系という言葉を生み出したほどの老舗かつ大手の小説投稿サイトです。

収益化の手立てはほぼないのですが、やはり注目度があり、利用者が多いので多くの人に見てもらえるのでここに出しています。

アクセス解析が細かいのは、エンジニア的にはお気に入りです

アルファポリス

これも大手の投稿サイトですね。
PVとそれで決まるランキングで収益化できます。

R18作品も投稿可能なものの、ガイドラインがやや厳しめな印象です。
というのも、桜物語はガイドライン違反で1日足らずで取り下げになりました。

取り下げを食らった人の感想もちらほら見ましたが、高収益化をしているだけに個人的には運営がガイドラインの取り締まりをしっかりしていると感じており、好印象です。

ノベルピア

韓国初の投稿サイトです。

1PV1円という高利率の収益プログラムに惹かれて投稿してみましたが、小説家になろうやアルファポリスに比べるとPVは伸びないです。

というのも、私は知らなかったのですが、収益プログラムが当初より厳しくなっているらしく、利用者自体減っているようです。

プラス申請という収益プログラムに参加するため、このサイトだけエピソードを細かく分けています(2,000字以上15エピソード以上必要)。

note

小説の投稿サイトではありませんが、クリエイタ向けのサポートやプログラムが充実しており、小説の投稿もあるので、ここにも投稿しています。

何より有料記事、マガジンを発行できるのがいいです。
まだ有料記事、マガジンは作ってないですし、売れる見込みもないですけど…。

ただ小説がメインではないので、PVは渋いです(特に私の作品エロですし…)。
仕事でもnoteアカウントを運用していますが、継続的な記事投稿が大事ですね。
(なので執筆にまつわる近況やあれこれはnoteに書こうかと思います)

Kindle

ご存知、Amazonのセルフ出版です。

ここで電子書籍として出版すると、Amazonで電子書籍が販売されます。

特に素人の作品を買ってもらえる可能性は低いですが、KDPセレクトに登録することで、Kindle Unlimitedで公開できるのは大きいです。

PVあたりの単価はひとときより下がったようで、ここで収益化するのも大変なのですが、ロングテールで少しずつ作品を増やしていきたいなと。

と、こんな環境、投稿先でぽつぽつ小説を執筆、投稿していきたいと思います。

この記事が小説を書いてみたいなと思った方の一助になれば幸いです。
(この記事の記述は2024年6月現在の情報となります)

またもしこの記事を読んでいる方が、18歳以上で性的描写に抵抗なく、小説はフィクションであり現実ではないことをよく理解されている方ならば、よろしければ拙著をご覧いただければ幸いです。

個人的にはやはり小説は縦書きかと思っているのと、PVにもなるので、Kindle Unlimitedをお持ちなら、Kindle版を読んでいただけると、私が嬉しいです。

主に官能小説を書いています(今後SFも手を出したい)。 学生時代、ラノベ作法研究所の掲示板におり小説を書いていましたが、就職と共にやめていました。 それから20年あまり経ち、また書きたい欲が出てきたため、執筆活動を再開しました。 どなたかの心に刺さる作品となっていれば幸いです。