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普通の外国籍従業員が、起業の世界に飛び込む7日間 - Day 1: 旅行を最高の教育に

こんにちは、Whiplusです。現在、日系コンサルティング会社で務めている、普通の外国籍従業員です。コロナの影響で、GWのオーストラリア旅がキャンセルになりました。悲しいと思った一方、新しい世界に飛び込む気持ちが抑えないので、「起業」という異世界に旅立つことを決意した。会社を辞めて本当に起業する訳ではないけど、ゼロから事業と組織両方も作るプロセスを体験したかったんです。この記事は、その「起業体験」の7日間をただただ記録したものです。

初note投稿、かつ初めて日本語で記事を書くのがかなり不安です。暖かいご応援をいただけたら幸いです。

旅する前に、地図を持とう

上司からおすすめられた田所さんStartup Scienceのフレームワークをベースで、自分の理解を加えて下記の地図を作ってみました。

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その地図を沿って、「入門 起業の科学」の本スライドを読みながら1日で1つのテーマを実践してみます。途中どっかで諦めてしまう可能性が高いが、最後までやりきりたいです。変な略語が多いですが、1つずつを勝手に解釈します。


自分ごとの課題から始める

早速1日目で、Founder Problem Fit (FPF)を実践してみたいです。文字通り、創業者と課題が噛み合っている状態を実現することです。いわゆる「自分は本当に思っている課題は何だった?」を問い続けることが必要です。自分が欲しいものだけ創る!」を100%賛成できないが(顧客・マーケットを見ることも大事)、ビジネス活動を推進し続けるFounderのモチベーションを上げるため、Willのエンジンとしての自分ごとの課題を見極めるのが確かに良い出発点だと思います。

田所さんのStartup Scienceによると、課題の質は「あなたの専門性、業界(現場)知識、環境変化の理解」そして「自分ごとの課題」に依拠する。簡単といえば、あなたが一番熱心した領域に、今の時点で何の課題が起こしているかを問うと。

私にとって、一番熱心した領域は旅行です。数年間全部の大型連休は旅をしていた(今回以外だね)。他の休日にも、首都圏で旅をするか、海外旅行の準備や調査を行うことは多いです。たくさんの旅に関するガイドブックやSNSポストを読んだ結果、1つの気づきがあって、

ほとんどの人が、同じような旅をするじゃない?

たくさんの時間やお金を投入したなのに、結局人気観光スポットしか行かない、他人と同じような写真を撮って終わる。。それで、本当にいいなの?

課題を深掘って、ビジョンとミッションの策定まで

実は、旅こそが最高の教育だと思います。幼少期は学校、社会人になったらはマスコミから主に情報を収集する現代人に対して、旅は数少ないフィルターがかけられていない一次情報の入手方法であり、リアルの社会問題を認識し人生を変革する機会でもあります。

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この写真は、ヨーロッパ旅行の時、ブダペストの難民キャンプで撮ったものです。この写真が映っていない反対側、給食配布の所で、驚いシーンが見ましたー

給食を並んでいた半分以上の難民は、スーツなどきれいな服装を着て、清潔感が感じている。

彼はきっと知識人やエンジニアなど中流階級であろうかな。平和の時代で豊かの生活を過ごしていたが、戦争によってヨーロッパに移住せざる得ないだろう。しかし、どんな困難な環境でも、自分の品格をしっかり守っている。マスコミの影響で、今まで「貧困」、「負担」のイメージが強い難民に対して、なぜか各国が受け入れているかの疑問を解けて始まった。人道主義だけではなく、優秀な人材を受け入れて少子化危機を解消する可能性もあるではないですか。これは学校から絶対教えられない視点かもしれません。

AIや推薦アルゴリズムの進化によって、欲しい情報を手に入れることを便利になった一方、自分に都合良い情報しか取れないリスクもあります。それで人が見える情報が自分の立場によって左右されて、社会課題に全面的な認識をできなくなります。今回パンデミックの初期にも、「マスク不要論」など楽観的な報道をたくさん受け入れると、感染悪化で社会の不幸を招致したケースもあるでしょう。

だから、一次情報を収集する習慣を持って、学校・マスコミなど二次情報だけを依存するリスクを是正する必要があります。

一次情報を収集するために、一番簡単の方法が旅に出ることだ。目指すのは自分自身が興味関心を持つ分野に、いろんな所に行って情報を収集・検証、新たな気づきをもらえる自己変革の旅です。今、旅行業界が今までない危機を直面するところ、より世界にの理解を深める旅行を、提供できる業界を作り直したいです。

得意分野である旅と情報収集に、「旅の同質化」と「情報収集の偏り」の課題によって、下記のビジョンとミッションを作ってみました。

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情報収集に変革を起こし、みんなが旅行を一番の教育手段として選べるのは理想。それをビジョンに入れます。ビジョンを実現するために、「世界をもっと知る」を軸として、「最高の教育」まで旅を進化し続けることはミッションになると考えます。課題意識をあんまり変わる予定がないが、ビジョンとミッションの表現はどんどん変わる可能性があります。

それで、1日目のFounder Problem Fitを終わりたいと思います。

おまけ

2019年11月。社内の人事面談。

僕:「うちの会社って、副業ができますかね?」

人事部マネージャー:「できないよー」

僕:「えーと、起業ができますか?」

人事部マネージャー:「それもできないね。だけと、君が作ればー」

僕:「え?」

人事部マネージャー:「ルールを守ることは大事だが、ルールを変えることは、より評価されるよ。」

その信頼は、いつか、自分自身にのコミットメントになりました。きっと自分の実力を証明して、必ず社内のルールを変えようと信じています。

今も、感謝の気持ちがいっぱいです。


次回は、実際のユーザーインタビューを通じて、どんな方法で課題を解決し、ミッションを実現するのかを提案します。


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