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読書メモ⑥恋愛が上手くなる本

 コロナも第二波に突入し、再度ステイホームを強いられた方や、自主的に引きこもっている方など増えてきたかと思います。
 そんな時、新しい出会いってどうなるんだろう?恋愛って発展するのか?と思い、なんの気無しに読んでみた本たちを記録します。

①『LOVE理論』水野敬也


 『夢をかなえるゾウ』で有名な水野敬也の男性向け恋愛本です。さまざまな恋愛テクニックが〜論でまとめられており、例えば「うわっつらkindness理論」(女性が好きなタイプを聞かれて必ず答える「優しい人」はうわっつらの言葉であり、信じてはいけない)や、「バタンチュー理論」(女性を家に呼ぶことに成功したら、一旦DVDを見てお茶を濁すのではなく、玄関の扉を閉めた時点でチューをしろ)など、数々の有効?な理論が満載です。

 男性向けの恋愛指南書なので、面白おかしいウケ狙いの理論もありますが、女性から見てもたしかに一理ある、と言わざるを得ないものもたくさんあります。恋愛論となると少しハードルが高い、と感じる方には持ってこいの一冊ではないでしょうか。

②『大丈夫、君は可愛いから。君は絶対、幸せになれるから。』yuzuka

「どうして貴方は愛されないのか、隣のあの子はどうして好かれるの」

 風俗嬢×精神科の元看護師という経歴を持つ著者が、恋愛において必ず起きる女性の心の不調に対して、解決策を提示してくれています。

 よくあるのが「なんで怒ってるの?」「怒ってない」合戦。無謀なのが分かっているのにやめられない、止まらない。そんな戦にも提示してくれたのが「上機嫌に不機嫌を共有すること」。空気を読んだり気持ちを察したりなど、出来そうで出来ないのが事実。大事な相手だからこそ、共有する事の重要性を説いてくれています。

 自分で自分の機嫌を取らないといけないのは分かってる。でもできないし、変われない。そんな恋愛に悩む女性には手にとってほしい一冊となっています。

③『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』ジェーン・スー

 これはとにかくキツイ。しんどい。読む度に重いパンチが飛んでくる、鬼のような一冊です。読む時はちゃんとヘッドギアとマウスピースをしないと大怪我をします。

 本の紹介には「恋愛、結婚、家族、老後まで笑いと毒で切り込む。”未婚のプロ”の真骨頂」とありましたが、本当にそう。SNSに女子会を載せる女子たちを女性性の指差し確認と言い、暮らしの手帳を体現する主婦たちをネオ清貧と呼ぶ。毒毒毒の嵐です。

 これを読んで手本にするのか、はたまた反面教師にするのかは自由ですが、このまま何もせずのうのうと生きていると痛い目に合うということだけはひしひしと感じられる、アラサー女子必読の一冊です。






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