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読書メモ⑦休職中に読んだ本

 ずっと仕事に忙殺されていたので、これを機にたまった本を読もうと決めました。今までにないハイペースで読みに読んでいます。
 そこで休職中に読んで良かったと思う本を紹介します。

『ふしぎな図書館』村上春樹
『羊男のクリスマス』村上春樹
『村上ラヂオ』村上春樹
『短歌ください 君の抜け殻編』穂村弘
『十三番目の人格ISORA』貴志祐介
『ミノタウロスの皿』藤子不二雄
『青年のための読書倶楽部』桜庭一樹
『人間そっくり』安部公房
『ブックオフ大学ぶらぶら学部』
『知らない街を歩いてみたものの』清野とおる

 ほとんどが小説です。元々はビジネス書も好きでかなり読んできたのですが、休職すると一気に仕事から離れるので、その影響からかビジネスとは程遠い空想の世界にやって来てしまったようです。
 この中でも、特に面白かったものを紹介します。

 タイトルからして面白そうな匂いがぷんぷんします。ブックオフヘビーユーザーの8名がブックオフへの思いを熱く語った一冊。それぞれの思いを聞いていると「ブックオフってそんなに愛されてたのか..」と虚を突かれたような気持ちになってきます。

 書店でもなく、古書店でもなく、図書館でもない。全国どこにでもある我らがブックオフ。


 私の実家があるド田舎にもブックオフはありました。学生時代、遊ぶ場所といえばイオンのフードコートかブックオフ(当時はまだジャスコでしたが)。大量の漫画を立ち読みし、18禁コーナーを横目に少し緊張しながら素通りする。ある種の青春が詰まっていると言えなくもない。それがブックオフ。

 そんな個々の思い出や愛を力一杯ぶつけたのが本作です。本屋好きが決して挙げない本屋「ブックオフ」。一度読めば誰もがブックオフの奇妙な魅力に取り憑かれる事間違いなしの一冊になっています。

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