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【仕事】小売業(スーパー)時代の失敗:一升餅の思い出

私は新卒の2004年~2013年までスーパーに勤務していました
その時代については下記のnote記事をご興味のある方はご参考ください

約9年間、恥ずかしながら様々な失敗をしてきました💦

その中でも「自分自身、今も心のどこかで引きずっている」失敗談をお伝えできればと思います

年末の2週間前に別の部門のパート方からお孫さんへの「一升餅」の注文が私にありました

一升餅とは、一升分の米(約1.8kg)を使って作るお餅を、一歳の誕生日を迎えたに子供に背負わす行事のことで、『いっしょう』を掛け、子供に「一生食べ物に困らなぬように、健康でいるように」と願いを込める大事なお祝いです

私は菓子の担当ではなかったので、上司にその旨、お願いをしました

もう感のよい皆様なら分かると思いますが、

当日になり、上司は、注文をしていなかったことが判明

「わしゃぁ、知らんで」

これは上司が悪いのではなく、私が発注まで最終確認すべきだったミスでした

私は注文されたパートの方に謝罪をしましたが、当然憤慨です

「絶対、仕入れてもらう」

お孫さんの一生に一度のお祝いです

パートの方が仰ることが至極当然で、私も謝罪して許して貰おうとしたことが甘い考えでした

当時、まだタウンページがあった時代で、
タウンページから偶々同じ市町に「お餅屋さん」があり、
年末年始のお餅の製造で一升餅どころではない中、

拝み倒して、何とか作って貰いました

何とかパートの方の引き渡しにも間に合い、事なきを得ました

その日の自分を振り返り

謝罪して許して貰おうとした
お祝いが出来ない可能性もあり、大変不安にさせてしまった
偶々、餅屋さんがあったけど、なければどうした?

とんだ店員ですよね

「スーパー店員失格」


後日、パートの方から
「一升餅で良い祝いが出来た。お餅が柔らかくておいしかったよ」
と声を掛けてもらいいましたが、
自分の中では複雑な何とも言えない思いが駆け巡ってました

この経験があったから、引き受けた仕事の責任や期限までには提出・守る大切さは身にしめて分かりましたが、このnoteを書いていても、今でも自分の中の整理が追いつかない

今も振り返り色々と考える事があります

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