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【話題】ChatGPTと手塚治虫先生

「ChatGPT」

サンフランシスコのOpenAI社が開発した人工知能を用いた会話形式で対話する「チャットボット」で、大まかに言えば、OpenAI社に登録をしてChatGPTのサイトであらゆる質問・問題・相談への回答依頼を打ち込むとごもっともな返答をもらえます

若干昔のSF小説に書かれていることが、現実に起こっており、ここまで来た
のかと正直思っています

現在、特に教育の分野で、文部科学省は、学校現場が主体的な判断をする際に参考となる資料の取りまとめを行う方針である記事や大学においてもレポート等で使用した場合、厳格な措置をとるといったニュース等、波紋を広げています

「ChatGPT」がどういった物かを知って私が始めに感じたことは、漫画家「手塚治虫」先生の「火の鳥・未来編」に書かれた「人類滅亡」に繋がる可能性があるのではと直感的に思いました

「火の鳥・未来編」の世界は地上は汚染され、人類は地下社会となっており、世界は5大国家に集約され、国是や経済・政治・軍事はもちろん国民1人単位で巨大な人工知能(AI)が決めています

主人公の亡命を巡り、ヤマト(日本)の巨大な人工知能「ハレルヤ」とレングード(ソ連をモチーフ?)の人工知能が対立し言い争いとなり、バグも発生しながら、ついには戦争宣言となり、開戦日に互いのテロリストがそれぞれの国に核爆弾を仕掛けて、2国だけでなく全国家が消滅する…

人間が何もかも人工知能で決めてしまい、気がつけば人工知能に支配されることを警鐘している内容です

支配されていると気付いたときには、破滅・滅亡しかない…

ChatGPTもですし、他にも似たよう人工知能を用いたチャットボットが出てきて、いずれ人間を超える物(自我も持つかもしれません)が出てきてもおかしくないのでは

東京大学の見解では、「平和的かつ上手に利用すれば、人類の言語活動や知的創作活動の一部を補完し、私たちのウェルビーイング向上に大きく寄与するでしょう」と言っており、まさしくその通りだと思います

人間がコントロールできる範囲で収めておかなければ、全世界において戦争そして人類破滅に繋がり、大げさかもしれませんが、将来「核兵器」と同じくらいの危険性もありえます

世界の要人の方へ伝えたいのが、企業・国家の利益のためだけにAIを必要以上に開発しないでほしい

世界的なルールも必要になってくるでしょう

手塚先生の警鐘を無駄にして欲しくないです

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