見出し画像

大人がやるべきこと

家族がいて、親族がいて、友人がいて、仲間がいて、同僚がいて、お客さんがいて、知らない人がいて。

わたしたちは、常に人に囲まれて、常に人と関わって生きている。

家族と同僚は全然違うし、お客さんと知らない人も全然違うし、自分はその時その時で役割に合わせた仮面を被って、人と関わっている。

生活のほとんどの場面で、人と関わることが「当たり前」として時間が流れていく。

当たり前すぎて、自分は人と「難なく関われている」ように、勘違いしてしまう。

本当は無理をかけているかもしれない。
本当は迷惑をかけているかもしれない。
本当は気遣いをさせているかもしれない。

「自分は大丈夫」だと思っていたり、自分のことばかり考えて、「自分は正しいはず」と思い込んでいたりすると、相手を見れずに「本当は気遣わせて負担をかけている」ことがとても多い。

遠い人なら、そんなことを続けていたら離れていくだけだが、一生懸命に受け止めようとする人がいる。

そう、「子どもたち」だ。

知らぬ間に気遣わせて、知らぬ間に負担をかけて、知らぬ間に迷惑をかけて、知らぬ間に無理させている。

子どもたちは、「わかって」そうしてくれてるわけじゃないから。
精いっぱい、必死に、全力で「受け止めて」くれているから。

どんなに傷ついて血を流しても、自分の心を殺してでも、「受け止めようとする」から。

実際に親になった人、これから親になる人、自分の子供はいなくても、「子どもたち」という未来のために、自分のコミュニケーション、人との関わり、そういうことを真剣に考えて、今までの自分を作り直して、正していかないといけない。

全力で受け止めてくれる子どもたちに甘ったれずに、彼らのその強い心を育み、自分じゃなく、「未来」に注ぐことができるように。

大人が、大人として、やるべきことをやらなくちゃいけない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?