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自分があるようでないような。そんな日もある、ライターの話。
仕事で文章を書いていると、ふと、思う。
「私はどうしたいんだろう」
「何が書きたいんだろう」
と。
クライアントの依頼に応じて書くことは、ライターとしてごく当たり前のことであり、何らおかしいことではない。
むしろそれが仕事だ。
けれど、それがときどき「本来の自分とは何ぞや」という問いに至る。
自分があるようでないような。
何ともモヤモヤした気持ちになる。
私は文章を書くのが好きだ。
その文章、すごく巧いかどうかと聞かれれば、それは自分ではよくわからない。
というのも、一昔前とは違い、今や個人が自由に自己表現でき、多くの人の目に触れる場がある。
snsやこのnoteが一例だ。
個人でもそれぞれが独自の世界を紡ぎ出し、それぞれに素晴らしい文章だ。
小説家さながらに巧い文章を書く人もいる。
だから、私の文章も、気に入ってくださる人がいるかもしれないし、その逆もあろう。
と、思っているわけである。
何がいいたいんだ、、と問われると、それは単なるぼやきなのかもしれない。
私は BtoBでのコンテンツマーケティングに携わることも多い。
企業のニーズに合わせて文章を書く。
それで企業から喜ばれる。
そして私は対価を得る。
お互いwin winだが、
書いた文章は、私だから書けたものなのか。
他の人でも書けたのではないか。
そう思うと、自分があるようでないような、、何とも言えない気持ちになる。
そんなときは堂々巡り。
まあよくある、かもしれない、ライターの話。
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