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僕が上手くパスタを作れる様になった教科書

昔からパスタが大好きで
おふくろの味と言えばミートソースパスタがお決まりだった。
決まって僕の誕生日にはミートソースパスタ
僕が小さい時は毎日でも食べたいメニューだったんだ
玉ねぎ人参等の香味野菜を炒め香りを出したフライパンにトマト缶、ひき肉を入れ。赤ワイン、ケチャップ、コンソメを入れて煮詰めるのが母のスタイルだったと記憶している。

僕はどうしてもあの味が食べたくて
産まれて初めての料理に挑戦したあの頃
全く美味しくできなくて、人に食べてもらうような代物にはならなかった。
僕は悔しくて、どうにかして美味しい料理を作りたいと思うようになったんだ。
それこそ色んなレシピ本を読み漁り試行錯誤し
どうにかマシにはなれたと思う
でも、僕は納得が出来なかったんだ

その時に僕は本屋である本をみつけた


この本で基礎を学んだ
ボロッボロになるまで読んで勉強したな

「ラ・ベットラ」パスタの基本 落合務
「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ

という料理本。
僕は料理人には詳しくなかったが、パラパラとめくるうちにこの人の作るレシピなら美味しいパスタが作れるかもしれないと思ったんだ。

即購入し、僕は直ぐに台所に立った
初めて作ったパスタはペペロンチーノだ

オイルにニンニク、唐辛子だけを使用し味付けは塩のみという超シンプルなパスタでありながら非常に奥深い味わいがあり、パスタ屋さんで食べるといつも不思議で仕方がなかったんだ
なんせ僕が以前作っていたペペロンチーノはただの油っぽいパスタだったから
何故こんなにも香ばしく、クリーミーなのか
僕はこの本を読むことによって目から鱗が落ちたんだ

そういうことだったんだ!!僕はつい声を出してしまった。

フライパンにオリーブオイルとにんにくと唐辛子を入れるのは間違ってない
ただ必要なのは煮詰める温度だ
予め中火よりも強め位に火をつけ、オリーブオイルがふつふつと泡を出したら一気にとろ火に近い弱火に落とす。
そうすることでにんにくと唐辛子香りをオリーブオイルに移す事が出来る。
実は美味しいペペロンチーノはこれだけでもう出来上がった様なものなのだ。
ゆっくりと火が通り、若干色づいて来たら
パスタを茹でているお湯をお玉で一杯程入れる
そうするとパチパチと香ばしい香りがふわっと漂う。
火を強めにしてフライパンを揺する
所謂「乳化」というやつだ

ドレッシングを購入すると油とドレッシングが分離しているのはわかると思う
使用する間に振ることにより、ドレッシングが混ざりドロっとしたものになる
そのまま使用するとただの油が出てきますね

実は乳化とはそれと同じで
パスタを茹でているとでん粉が沢山出ます
でん粉がオイルと混ぜる事によりドロっとした乳化になるそうなんです。
だからパスタを茹でている鍋から大体お玉一杯位フライパンに入れて、フライパンを揺することによってより濃厚なパスタソースになると言うわけ

しかもペペロンチーノにはパスタを茹でる時の塩加減がとても大事。
ちょっとしょっぱい位、飲んでもスープとして美味しいかな位の塩を使います
そのお湯をソースに合わせる事によって丁度いい塩加減になるんですよね

それらを意識できる様になったのも
この本のお陰でした!
実際僕はペペロンチーノが得意料理になってから
様々なパスタに応用できる様になりました
ペペロンチーノの作り方にトマト缶加えればアラビアータ
卵とチーズを加えればカルボナーラ
魚介を加えればペスカトーレ等

まさかペペロンチーノを作れる様になっただけで
ここまでレパートリーが増えるなんて思ってもいませんでした!

この本は僕の先生であり師匠です!
そして落合務シェフは僕の料理に対する愛を深めてくれた人です!

パスタを食べている時、僕はいつもこの本と落合務シェフのお事を思い出しながら食べていますw
ここまでの料理を自分が作れるなんてと…


アラビアータ

感謝しかないです
本当に…
僕でも割りと美味しく作れるんだから、他の人はもっと美味しく作れるはず
是非ともこの本を購入して作って見てくださいね!

Amazonでも売ってました

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4062715902/ref=tmm_other_meta_binding_swatch_0?ie=UTF8&qid=1696398621&sr=8-4



リンク貼っときますねー

ではまたー

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