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長期インターン生が経験した後悔ポイント!😖意味ないって本当?

長期インターンシップに挑戦するのは勇気がいりますよね。
「せっかくやるなら、後悔しないように準備をしたい!」と思う人も多いはずです。

今回は、数々の長期インターンに挑戦してきた現役大学生の経験談から、後悔した経験や後悔しないための対策を紹介します!

1. 🗒長期インターンシップとは?

1-1🌤️長期インターンシップと短期インターンシップの違い

長期インタンシップとは、主に1、 2年生が参加する有給のインターンシップです。3ヶ月以上の期間、実務経験が積めるためスキル獲得が見込めます

主に就活生を対象とした短期インターンシップは、企業が2〜5日程度、業務内容を疑似体験するワークショップを開催するものです。

短期インターンシップとの違いは、対象、期間、目的ですね!

1-2 🏢 企業が長期インターン生を採用する理由

企業が長期インターン生を採用する理由は大きく2つあります。

① 戦力として活用できる
② 新卒採用時に、優秀な学生の囲い込みができる

① 戦力として活用できる 🔥
「大学生が戦略になるのか?」と疑問を持つ人も多いでしょう。

長期インターン生は、「企業にとってコストを抑えて活躍してくれる」という意味で戦力になるのです。

企業にとってコストが抑えられる理由は、主に長期インターンがアルバイト契約になるからです。学生は働く時間も限られているので、社員を雇用するよりも安く抑えられます。

長期インターンシップの学生側のメリットは、実際にビジネスの場で実務経験を積めるので、スキル獲得やガクチカ作りに役立つことです。

そのため長期インターンには、成長意欲やモチベーションが高い学生が集まりやすいのです。

社員同等の業務をモチベーションの高い学生に任せることで学生も成長し、戦力として活躍してくれると期待されています。

② 新卒採用時に、優秀な学生の囲い込みができる 🎓

半年から1年ほど働いた長期インターン生は、通常新卒で入社すると必要な教育が省けるので、即戦力として活躍する優秀な人材です。

長期インターン生を採用する企業は、優秀な長期インターン生が新卒として入社することを期待しています。

優秀な人材が就活を経て他社へ就職していく前に、自社で囲い込めるのです。

また、企業側は、長期インターンシップを通して、「学生が考える就業に対するイメージ」と「実際の就業で求められるもの」の間に生まれるギャップの解消ができます。

例えば、芸能人と働けるキラキラしたイメージを持ってテレビのプロデューサーを志望しても、実際の業務では、現場で関係者の調整をしたり、クレーム対応を行ったりと、イメージとは違う部分があります。

このようなギャップは、離職率をあげてしまう可能性があるので、企業にとってマイナスになります。

働く過程で、ギャップを解消すると、長期インターンから就職した後のミスマッチを防ぎ、企業の離職率を抑えられますね

2. 😖長期インターン5つの後悔ポイント

ここからは、実際に長期インターンを経験した大学生がどのような後悔をしているのか紹介します。

これから長期インターンをする人は、以下の5つの後悔ポイントに気をつけましょう。

2-1 💨もっと早く始めておけばよかった

長期インターンを始める時期は人それぞれでしょう。
しかし、いつ始めても口を揃えて言うのは「もっと早く始めておけばよかった」です。
その理由は、長期インターンを通して得られるものが多いからです。

業務の専門的なスキルだけではなく、社会人スキルといわれる論理性やコミュニケーション力など、短期間では身につかないスキルが得られます。

もう一つの理由は、重要な仕事を任されるには、ある程度の期間働いて評価される必要があります。「もっと早く働いていろんな仕事を任せてもらいたかった」と考える人も多いようです。

2-2 🔍もっと慎重にインターン先を選べばよかった

大学生が長期インターン先の選び方で後悔する理由はさまざまです。

・もっと社員と関われる企業で働けばよかった
・年齢関係なく成果を出せば評価される企業で働けばよかった
・リモートワークができる企業で働けばよかった
・任される仕事の幅が広い企業で働けばよかった

この後悔の原因は、インターン先を選ぶ前の自己分析と企業分析が足りていないからです。

自己分析とは、これまでの経験や考え方を整理し、自分の強みや弱み、今後のありたい姿などを明確にすることです。

自分が長期インターンに対して何を求めているのか、自分が活躍できるのはどのような場所なのかを明確にできていないと、自分に合う企業を選べません。

みなさんは、上記のようなミスマッチをしないように、自己分析を行ってからインターン先を選びましょう。

自己分析の方法
Web適正診断 (マイナビより)
② モチベーショングラフ
③ 本 『おすすめ:やりたいことの見つけ方 著者:八木 仁平』
【上記の方法の詳しい詳細はこちらを確認!】

2-3 👩‍💻複数経験しておけばよかった

「複数の長期インターンを経験する意味ってあるの?」と疑問に感じるかもしれません。

長期インターン経験者がこう後悔する理由は、複数の専門的なスキルを短期間で身につけられるのは大学生の時期だけだからです。

社会人になれば、基本的に一つの企業で数年間、週40時間程度働くことになります。

しかし大学生の長期インターンは、一つの会社で数ヶ月働いた後に、別の会社で数ヶ月働けます。インターンの掛け持ちも可能です

違う職種や企業を経験すると、身につくスキルの幅も増えるので、「大学生の時期にたくさん経験しておけばよかった!」と思う人が多いですね。

2-4 🎯目的を持って働けばよかった

就活が近づくと「目的を持って働けばよかった」と考える長期インターン生が多いです。

その理由は、企業の面接で長期インターンでの成果や成長を深ぼられることが多いからです。

せっかく長期間働いたのに、うまく面接でアピールできないと悩まないように、「なんのために長期インターンを始め、どのような成果を得られたのか」を明確にしておきましょう

長期インターン先と似たような業界・職種の選考を受ける際は、長期インターンでの経験が大きなアピールポイントになります。チャンスを逃さないよう、目的を明確にし達成できるように働きましょう!

2-5 🪴自分の成長過程を記録しておけばよかった

これも就活に差し掛かったタイミングで、多くの大学生が後悔するポイントです。

成長過程の記録は、面接でガクチカを話す際の材料にできますし、「自分がどのような環境であれば成果が出せる」「どういう人と働くとスキルの向上が早い」といった、自己分析の材料にもなります。

特に大きな成果をあげていないなと感じていても、専門スキルや社会人スキルが大きく向上している場合もあります。

自分を客観的に見て、長期インターンで得たものを言語化するために、こまめに成長過程を記録しておきましょう

以下のポイントを記録して、毎月1回振り返ると良いですね。

・目標と達成度(売り上げ目標や、仕事のスピード目標など)
・周りからのフィードバック(強みや弱点など)
・褒められた経験

企業によっては、社会人が長期インターン生と定期的に面談を組み、インターン生の働きや成長、改善点を教えてくれます。

特に就活に向けてレベルアップしたい人は、そのような企業を選ぶと良いですね。

3. 💪長期インターンを続けてよかったと感じるポイント

ここまでは、長期インターン生が実際に感じた後悔ポイントを話しました。

読者の中には、「長期インターンってあんまり意味がないのでは?」と思っている人もいるでしょう。

ここからは、長期インターン生が長期インターンを続けてよかったと感じるポイントを紹介していきますね。

3-1 🏅圧倒的に他の大学生とスキルで差がついた

長期インターン生は、他の大学生よりも社会人スキルが圧倒的に高いです。

社会人スキルとは、どんな業界でも通用する、仕事をする上で身に付くスキルです。 
例えば、以下のようなスキルです。

・論理的思考力
・PDCAスキル
・コミュニケーションスキル 

※PDCAスキルとは、Plan / 計画→Do / 実行→Check / 評価→Action / 改善 、の頭文字をとったもので、実行すれば業務を円滑に進められると言われています。
一般的な大学生であれば、社会人になって企業で研修をし身につけるのですが、長期インターン生は社会に出る前に身につけることができます。

入社時点で社会人スキルに差があると、任される仕事の大きさに差が出てきます。

他の新入社員よりも一歩前に出て仕事ができるので、長期インターンを続けてよかったと感じますね。

3-2 🧑🏻‍💼優秀な社会人と出会えた

長期インターンは企業の中で働くので、長期インターンをしていない大学生に比べると優秀な社会人と出会える可能性が高いです

優秀な社会人の経験を聞くと、将来の視野が広がり仕事に対する考え方が変わります

ベンチャー企業やスタートアップ系の企業で長期インターンをすると、社長と関われる機会もあるので、普段なら話せない人から話を聞けるのはとても貴重な経験ですね。

今では、起業し代表をしながら別の企業でも働くというパラレルワーカーも多いです。多様な働き方を目の前で見て学び、将来の選択肢を広げた長期インターン生もいます。

大学生活の中で、大学生としか関わりが無く物足りない人には、長期インターンをおすすめします。

3-3 🏢就活で自分に合った企業が選べた

長期インターンは実際に企業の中で働くので、組織の構造や企業の風土がわかります。

そのため、「自分はどういう環境なら楽しく働けるのか」「どういう人と働いている時が幸せか」がわかってきます。

入社後に早期離職をしないためにも、自分に合う会社を理解するのは重要ですね。

『1-2 企業が長期インターン生を採用する理由』でもお話ししましたが、長期インターンで「学生が考える就業に対するイメージ」と「実際の就業で求められるもの」の間に生まれるギャップの解消ができます。

働く中で自己分析や企業研究ができるので、ミスマッチが起こりにくい企業を自分で選べるようになります。

4. 🔑長期インターンを成功させる秘訣

ここからは、みなさんが長期インターンで後悔しないように成功させる秘訣を、「始める時期」「必要な時間」「選び方」に分けて解説していきます。

4-1. 🗓️後悔しない長期インターンを始める時期

長期インターンを始める時期は早ければ早い方が良いです。

というのも、早ければ複数の企業を経験することができるし、身につくスキルや経験も多くなるからです。

今では1年生から挑戦できる長期インターンの募集もあるので、興味があればすぐに動き出すことをおすすめします。

特におすすめな時期は、長期休み前です。春休みや夏休みの前に選考を受け、休み期間中に仕事に慣れておきましょう。

大学の授業が始まると長期インターンに割ける時間も限られてくるので、それまでに生活と仕事の両立や仕事の効率化をしておくことをおすすめします。

ちなみに、長期インターンの詳しい探し方はこちらの記事を読んでみてください!
長期インターンの探し方6選!(記事挿入)

4-2. ⏲️長期インターンに必要な時間

長期インターンに必要な時間は、企業の募集要項によって変わってきますが、一般的に、「週平日2日・16時間以上、6か月以上」の期間・時間が必要です。

企業によって、「月◯時間以上、働いてください」や「週◯以上、月◯以上働いてください」と変わってきます。

月◯時間以上とだけ決まっている場合は、課題やテストで週によって忙しさが変わる大学生にとっては調整しやすいので、募集要項を確認しておきましょう。

またほとんどが6ヶ月での契約更新なので、6ヶ月以上の勤務は必要ですね。

「週16時間も働けるか不安」と感じるかもしれませんが、週12時間程度で良い企業もありますし、リモートワークをうまく組み合わせれば働くことは可能です。

参考までに、週16時間の場合
・週に授業がない日を2日使って8時間勤務
・リモートワークで週に1日、2時間の勤務(空きコマを使ったり授業後に勤務する)で働くことができますね。

企業によって「土日勤務可能」「リモート勤務可能」など大学生が働きやすい条件で募集を出している企業もあるので、確認してみましょう。

4-3. 🔍後悔しない長期インターン先の選び方

後悔しない長期インターン先の選び方を4つ紹介します!

📊 自己分析から自分の強みを見つける
自己分析は、企業とのミスマッチを減らすことができます。

強みを発見できれば、自分がどのような職種や業界でスキルを発揮し伸ばせるのか、わかるようになるからです。

強みや弱みだけでなく、どのような場所で働くと楽しいのかもわかってくるので、就活前の練習と思って自己分析をしましょう!
【自己分析のやり方はこちらを確認!】

🎯 長期インターンの目的を決める
長期インターンシップをなぜやりたいのかを言語化しましょう!

どのようなスキルを得たいのか、どのような人と一緒に仕事をしてみたいのか、などを明確にします。

💴 給与形態の確認
給与形態は大きく、「固定給制」か「時給制」かに分かれます。

固定給制は、労働時間に限らずもらえる金額が変わりません。想定される労働時間で固定給を割り、時給換算するといくらか確認しましょう。

一方時給制は、働き始めがいくらなのか、昇給できるとしたらどのレベルからなのか確認しましょう。

もし、最低賃金以下や、仕事のレベルに見合わない金額の場合、働くモチベーションの低下につながるので気をつけましょう。

🕐 最低労働時間の確認
これは、大学に通いながら仕事と両立できるかの判断基準になるので、確認しておきましょう!
記載がない場合は、面接や申し込みの段階で確認しておいた方がいいですね。

5. 😰大学生が長期インターンをやめる理由

大学生が長期インターンをやめる理由は大きく4つあります。

5-1 🏢ブラックインターンだった

ブラックインターンの明確な定義はありませんが、大学生を粗悪な環境で働かせる長期インターンシップです。

ブラックインターンシップに当てはまるのは、主に『無給』で働かせる場合です。

大学生の「スキルを得たい」という気持ちを逆手にとって、労働力として使う企業の選考は受けないようにしましょう。

ブラックインターンに引っかからないよう以下の点は特に注意して募集要項を確認しましょう!

① 有給か無給か
無給の場合、賃金が発生してもおかしくない労働量であればブラックインターンの可能性があります。
② 賃金はいくらか
最低賃金を下回っていたら注意です。
固定給の場合は、想定される労働時間で給料の値段を割って時給を計算してみましょう。。
③ その会社でのインターン生の働き方はどうか
他のインターン生が大学生活と両立できているのか確認しましょう!SNSでつながり、話を聞いてみるか、会社の方に「まずはインターン生と話してみたい」と申し出ると良いでしょう。

5-2 🎓大学生活がおろそかになった

長期インターンシップに力を注ぎすぎて、大学生活がおろそかになってしまう人は多いです。

卒業単位をまだ取得できていない状況で、単位を落とし続ける場合は、長期インターンシップよりも大学生活を優先しましょう。

また、大学生活をおろそかにしなければ終われないほどの業務量を、学生に与えてしまっている場合は企業の問題でもあります。

やめる前に、業務量の調整をするか、一度やめて大学生活を整えてからまた始めると良いですね。

5-3 👀他に挑戦したい長期インターンを見つけた

長期インターンシップの募集が増えているので、魅力的な企業を見つけることも多いでしょう。

新しい企業でインターンを始める場合は、目的を明確にして前向きに挑戦すると良いですね。

もちろん、やめる際は1ヶ月前から企業に伝えるのと、納得してもらえる理由を言語化しておきましょう。

5-4 🖋学べることに限界があった

学べることに限界があると感じるのは、長い期間同じ業務だけをしている場合や、上司に他の業務を申し出てもさせてもらえない場合が多いです。

もちろん、学生の成長スピードをみて企業側も仕事内容を決めていると思うので、まずは他の業務や裁量をあげられないのか、申し出ると良いですね。

明確な理由が無い場合や、先が見えないようであれば、やめることを検討しましょう。

6.🗒長期インターンシップで後悔したくない人へ

「長期インターンシップで後悔したくない。」と思う人は、事前に長期インターンシップについて詳しく知っておきましょう。

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