DA PUMPの『Love Is The Final Liberty』について。
『Love Is The Final Liberty』は、1997年10月にリリースされた男性アイドルグループ・DA PUMPの2枚目のシングルである。作詞・作曲・編曲およびプロデュースは富樫明生(m.c.A・T)。
前作のデビューシングル「Feelin' Good 〜It's PARADISE〜」から4ヶ月ぶりとなるシングルでオリコンチャート第8位を獲得し、初のオリコンTOP10入り。売上枚数は約23万7220枚。デビュー前後の時期に楽曲提供・レコーディングが行われ、プロモーションビデオは1997年9月16日に千葉マリンスタジアムと幕張メッセで撮影された。
この楽曲がデビュー曲を上回るスマッシュヒットを記録したことにより、音楽番組やコマーシャル、バラエティなどのメディア出演が増加した。タイアップとして当時、SHARPから販売されていた「MD-J」のCMソングに起用され、DA PUMP自身も出演した。彼らはデビュー前から自身で振り付けを考案していたが、このCMの振り付けはダンサーの佐久間浩之が担当した。
所属事務所であるライジングプロダクションや沖縄アクターズスクール側は、当初から「DA PUMPには紅白歌合戦に出てほしい!」という方針を固めていたが、Love Is The Finaly Libertyの反応が良かったため、Mステ側(テレビ朝日)からオファーが来て出演することになった。パフォーマンスだけでなく、トークの時間まで取ってもらうなどの高待遇を受けた。翌年の1998年からは5年連続でNHK紅白歌合戦に出場している。
Love Is The Final Libertyでの活動当時、メンバーのKEN(奥本 健)が本人の事情で欠席することがあったため、ISSA・YUKINARI・SHINOBUの3人体制でテレビ出演することが多かった。また『THE夜もヒッパレ』、『スーパーJOCKEY』、『COUNT DOWN TV』、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』、『速報!歌の大辞テン』、『ミュージックステーション』、『うたばん』、『ポップジャム』、『POP FILE』など当時、大人気だった番組にはほとんど出演した。1997年に日本音楽事業者協会が実施した全国規模のオーディション『THE JAPAN AUDITION』に参加し、同年11月16日には最終審査の模様がテレビ朝日系列で生中継された。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?