1990年代に活躍した韓国のガールズトリオ『SeSeSe』について。
『SeSeSe(セセセ)』は、1995年にデビューした女性3人組のガールズグループ。グループ名の由来は、メンバーたちが歌やダンスのレッスンした後の帰り道の途中で子供たちが「せっせっせ~のよいよいよい~」と手を叩きながら楽しく歌っていた様子を見て、皆で楽しく踊ろう!、楽しい仲間たち!といった意味で名付けられた。当時の所属事務所はヒレコード。アイドルではなく、歌手グループと見るのが一般的である。
1992年に女性歌手のキム・スヒが設立した芸能事務所であるヒレコードに所属しており、イム・ウンスク、チャン・ユジョン、イ・ユンジョンの3人で結成された。ハスキーな歌声とボーイッシュなスタイルで登場し、「アミガルレストラン」、「去るよ」といった楽曲が人気を得た。この2つの歌は30年以上経過した現在でもかなりの名曲である。1988年デビューのセトレから1997年にS.E.Sなどの第1世代アイドルがブレイクするまでの間、ある程度の知名度と人気を獲得したガールズグループである。
1996年に発表した2集のタイトル曲「去るよ」活動以後、所属事務所との不和でイ・ユンジョンがチームから脱退し、残りの2人のメンバーも所属事務所の問題で他の場所に移り、イ・ヒョンジという新しいメンバー1人を迎え入れ、1997年に3集の活動準備をしたが、所属事務所の事情により、活動停止状態となり、最終的にグループは解散することになった。
解散後、2018年に韓国歌謡界で一世を風靡した&姿を消したいわゆる“シュガーマン”を探し出す番組「シュガーマン2」にメンバー3人が出演し、パフォーマンスを披露した。このSeSeSeを現在で例えると2009年にSMエンタテインメントからデビューしたf(x)のようなガールズグループに近い。
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