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タイのアイドル

日本のジャニーズや韓国のK-POPアイドルのみならず、タイでも人気を得ているアイドルが存在します。最近ではタイドラマが話題になっていることもあり、タイのエンタメにも注目が集まっていますね。今回はタイで有名なアイドルをご紹介したいと思います。

★U.H.T.

1994年にGMM Grammyというレコード会社からデビューしたタイの男性アイドルグループ。グループ名は¨Under hood Teenager¨の頭文字を取って名付けられた。メンバーは6人組で歌・ドラマ・バラエティなど多方面で活動していたタイのアイドルグループの先駆け的存在で「タイのSMAP」と呼ばれた。活動当時、SMAPのメンバー・香取慎吾が司会を務めていた深夜番組「香取慎吾のアジアのMIKATA」でU.H.T.が出演しているドラマの収録現場を香取くんが取材のために訪問したことがあり、彼らと共演している。GMMグラミーは、アメリカのJIVEレコード、日本のジャニーズ事務所やavexのような芸能&レコード会社というと分かりやすいかもしれませんね。

★Tata Young

タイのBritney Spears」。1995年にGMM Grammyからデビューしたソロアイドル歌手。おそらく日本でタイの歌手またはタイのアイドルと言えば彼女を思い出す人が多いだろう。日本では2004年~2005年頃にかけて活動。「Sexy Naughty Bitchy」がヒットし、ブレイクしたがそれ以降は人気が低迷したため一発屋的な印象が強かった。しかし本国タイでは芸歴が古く、95年のデビュー以来、アイドル歌手として老若男女、貧富問わずに幅広い支持層を得ていた。

★DRAGON5

タイのSMAP」・「タイのH.O.T.」。2000年にデビューした5人組の男性アイドルグループ。アジアの戦士を装ったステージ衣装、アジア的な戦闘スタイルを取り入れたダンス・アクションなどを披露したり、音楽面ではポップス・テクノ・R&B・ジャズ・ディスコなど様々な楽曲を発表しているのも特徴だった。GMMグラミー(レコード会社)は、90年代に彼らの先輩グループに当たるU.H.T.を送り出した後、歌って踊れるアイドルグループをしばらくデビューさせていなかった。もう一度、アイドル人気を復活させるため結成されたのが彼らだった。本国タイでデビューした後、台湾でもアルバムを発売するなど国民的アイドルとして活躍した。

★GOLF&MIKE

2005年にデビューしたタイの男性アイドルデュオ。メンバーは兄弟で構成されており、GMM Grammyのタレント養成プロジェクト・G-Juniorの第1期生(研究生)から選抜された。G-Juniorとはジャニーズ事務所のジャニーズJr.のようなシステムで練習生を指すものである。今までのタイのアーティストには無かったヘアスタイルや中性的なルックス、王子様的な雰囲気、デビュー曲「Bounce」のちょっとワルっぽい歌詞、同ミュージックビデオの学ラン姿などが受けて10代を中心にブレイクした。日本ではジャニーズJr.のメンバー4人による「Kitty」と、NEWSの山下智久と結成した¨Kitty GYM¨というユニットで活動していたのが有名。

★Siam☆Dream

2018年にデビューした日泰合同の女性アイドルグループ。日本のアイドル事務所「I-GET」とタイのアイドル事務所「Siamdol」の共同で「タイで日本のアイドルを作りたい」というタイ人プロデューサーの思いから結成された。メンバーは日本人とタイ人で構成されており、卒業システムを導入している。

★Baby Mic Candy

2022年にデビューした日泰合同のHIPHOP系 男性アイドルグループ。メンバーは日本人2名とタイ人1名で構成されている。彼らは2019年まで福岡で10人組アイドルグループのメンバーとして活動していた。日本人メンバーにおいては国内にてタイ語の猛特訓をしたため、メンバー全員がタイ語、日本語、英語を駆使している。バンコクを拠点に現地の有名プロデューサーやアレンジャーとの楽曲制作を行いながら活動している。

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