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竹中 労さんについて

竹中 労は、日本のルポライター、アナーキスト、評論家である。
「夢野京太郎」「ケンカ竹中」「反骨のルポライター」などの異名を持ち、芸能界や政界に斬り込む数々の問題作を世に送り出した。晩年には癌を患うが、闘病しながら活動を続けた。「女性自身」のライターとしても知られている。「評論家」と呼ばれることを嫌い、自ら「よろず評判家」と称してテレビ出演をしていました。

テレビ番組にゲスト出演した際の竹中 労

竹中 労さんと聞いて思い浮かぶのは、1970年代に日本テレビで放送されていた「全日本歌謡選手権」という番組。知らない方のために簡単に説明しますと、プロでもアマチュアでも参加できる歌のオーディション番組で、10週勝ち抜くとデビューできるという内容。しかし、審査は実に厳しいものでこの種の番組の質を維持するためには、厳正なる審査が必要であるということは、いうまでもないことですが、そこの名物審査員としてとても目立っていたのが竹中さんの存在だったのです。

テレビ番組で同性愛を語る竹中 労

次いでテレビ出演で有名なのは、TBSの「三宅裕司のいかすバンド天国(通称:イカ天)」や日本テレビの「EXテレビ」などが挙げられる。イカ天ではゲスト審査員を務めており、同番組に出演していたバンドの¨たま¨を高く評価し、密着インタビューを重ねて、「たま」の本を上梓した。EXテレビに出演した際には「たまは現代のビートルズだ」と語ったことがある。

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