わかりやすいけど、子どもっぽくない文の作り方
わかりやすく書こうとして、
子どもっぽい表現になった事はありますか?
私はあります。
今日は、
なぜ幼稚な文章ができてしまうのか
少し考えてみたいと思います。
それは優しさ。悲しまないで
読みやすい文章を書きたいので、
難しすぎる表現は避けたい。
でも、わかりやすくしようとすると
まるで子どもに話すかのように
かっこよくない文章ができてしまう。
そんな悩みはないですか?
私はあります。
これって、
じつは人に寄り添っているから、
起きると思ってます。
わかりやすくしようと思うと、
最初に出てくる言葉は
子どもでも理解できる言葉が
多くなりやすいです。
でも、あなたは別に普段から
子ども言葉ばかり使っているわけではないですよね?
相手のためを思って言葉をひねった結果、
意図せず幼稚な表現が出てきてしまっただけ。
あなたが子どもっぽいのではありません。
私はしばらくの間ずっと
「こんな言葉づかいの自分って恥ずかしい」
と悩んでいました。
でも、悩む必要はなかったんです。
むしろ、読み手への優しさから、
配慮しようという思いから、
そういった表現が顔を出したのです。
作文の第一歩としては誇るべきことだと
私は思います。
今すぐ直したい人へ贈るコツ
わかりやすくて、かっこいい文章を書きたい!
そうですよね。私もです。
文章作成って、上には上がいて、
より良くしようと思ったら
終わりがありません。
ただ、幼稚な文章を防ぐコツが
少しだけわかったので
共有して今日は終わりたいと思います。
それは、ズバリ見直しのときに
相手向けの文章になっているか?
を考えて見直すことです。
一度文章を書いたら、
たいていの人は読み返すと思います。
私も、読み返し自体はやっていました。
そこで、稚拙な文章を見落としてしまう。
それが本当の問題だったんです。
私のお伝えしたいコツは、読み返す前に
誰にあてた文章だったか詳細に思い出す
ことです。
文章を書き始めるとき、
誰に向けた文章なのか考えると思いますが
意外と、書いている途中で忘れてしまい
書き終えたときにザックリとしか意識してない事が結構ありました。
その状態で読み返しても、
幼稚な文章は意味が間違っているわけではないので、疲れた頭では気づけず、読み進められてしまっていました。
翌日まで余裕があるときばかりではないですし、
そもそも自分で書いた文章は欠点に気づきにくいです。
こうして、稚拙な文章が生まれてしまいます。
そこで、私は書き終わったと思ったら、
誰に向けたメッセージだったのか?
を、思い出すことだけに時間を使います。
そうすることで脳みそのリフレッシュにもなって、新鮮な気持ちで自分の文章を見やすくなりました。
それでも書けないときは
私は上記のコツでかなり改善したのですが、
それでも上手くいかないことって
たくさんあると思います。
私だって、思い通りには書けません。
そもそも、世の中のどれくらいの人が、
思い通りに表現できているのでしょうか。
ひとつの最高級を求めるよりも、
自己ベストを一歩ずつ更新していく。
それが、いい心構えなのかもしれないです。
あまり悲観せず、楽しんで、文章を
作っていきましょう。わたしも、あなたも!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?