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和声課題を実施してみよう

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クラシック音楽の作曲の基礎勉強、和声学を、簡単お気軽に‼︎
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和声課題を実施してみよう6

和声課題を実施してみよう6

和声課題を実施してみようシリーズ、最終回です。前回、和声には規則があるという事を紹介しました。規則を守りつつ、課題を実施するのが和声学です。
お気軽に和声を、と思い、このシリーズを始めましたが、規則を書き出すと、沢山になってしまうので、お気軽にでは出来なくなりそうです。もっと和声を勉強したくなられた方は、教科書等が必要です。
和声はお気軽に出来ない‼︎という、オチで、終了。

和声課題を実施してみよう5

和声課題を実施してみよう5

前回、和声学には、「禁則」という、やってはいけないルールがあることを紹介しました。他にはどんな禁則があるのか、というと、連続8度、連続5度、連続1度という禁則もあります。

始めの小節と、2小節目は、連続8度と連続5度という、禁則があります。ソプラノとバスが、同じ音でユニゾンしています。ソプラノもド→レ、バスもド→レです。2小節目だと、ソプラノがファ→ソ、バスもファ→ソになっています。これは連続8

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和声課題を実施してみよう4

和声課題を実施してみよう4

前回の続きなのですが、3番目の問題も、開離配置で、出来そうなのですが、‥

和声の規則で、並達1度という規則があります。並達とは、2つのパートが並行(平行)して完全1度になることで、赤で四角く、×になっている所です。テノールもファから次の音に上向きにソの音、バスもレから次の音に上向きにソの音になって、同音になっています。それが、規則では、基本、禁止なのです。同音になるのは、良いのですが、並行するの

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和声課題を実施してみよう3

和声課題を実施してみよう3

和声課題を実施してみよう1、2の続編です。密集配置に対して、開離配置があります。4問のうち、2と4は、開離配置で実施する(問題を解く)ことが出来ます。

開離配置とは、ピアノで弾く場合、右手で2個の音、左手で2個の音を弾かないと指が届かない様な音の置き方です。教科書では、ソプラノとテノールの間が1オクターブより広いと、開離になります。

和声課題を実施してみよう2

和声課題を実施してみよう2

前回、和声課題を実施してみよう1の、解答編です。

この解答例は、密集配置というものです。
密集配置とは、ピアノで弾く場合、右手で3個の音、左手でバスパートの音を弾ける様な音の置き方です。教科書では、ソプラノとテノールの間が1オクターブより狭いと、密集になります。

和声課題を実施してみよう1

和声課題を実施してみよう1

作曲の基礎勉強、和声の課題を解いてみたい方、教科書が難しそうと思われる方、お気軽に。問題を解くことを、課題を実施すると、言います。和声課題を実施してみましょう。
ルール
・4声体です。上からソプラノ、アルト、テノール、バス、の、パートになっているので、ト音記号の所には、ソプラノが始めから書いてあるので、アルトのパートを書き込んで下さい。ソプラノのパートは、バーが上向きになっているので、アルトのパー

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