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求人の改善にも活用できる!看護師が職場を選ぶ時のポイント

こんにちは!
WELLNOVA編集部です!

今回は看護師が職場を選ぶ時のポイントについて解説していきます!

採用を行う上で、看護師が入職を決める要因を特定することはとても大切です。
しかし看護師の属性により、どのように決めるのかかなり変わってきます。

そのため今回は代表的な看護師の属性とその属性の人たちがどのようなポイントで職場を決めるのかについて解説していきます。


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〇看護師が職場を選ぶときのポイントって?


看護師が入職先を選ぶポイントはいくつか存在します。
例を挙げると、給与やアクセス、休日数や福利厚生などです。

これらは現職で抱えている悩みや、求職者の価値観、生活背景に強く関係します。
現職で残業に悩んでいて、家庭でも子育てとの両立で苦労している人は、おそらく勤務時間や子育て支援を重視するでしょう。

そのような形で、看護師が持つ悩みや状況に紐づいて、重視するポイントが変わってきます。

2023年株式会社SMSが看護師に取ったアンケートでは、勤務時間・体制、アクセス、給与の順で転職先を選ぶときのポイントが順位付けされていました。

看護師の働き方に関する意識調査
2023年‐株式会社SMS‐1.9万人に聞いた看護師の働き方に関する意識調査

これだけ見ると、近くて残業がなくて、給与の高い求人を探しているということになりますね。

ただこの希望を過信してはいけません。

というのも、基本的に看護師さんがアンケートなどで回答する希望は、本当のニーズと紐づいていないことが往々にして発生します。

最初は給与重視と言っていた方も、本当のニーズは老後資金を鑑みて生涯年収をあげたいという希望をもっているケースがあります。

この場合、給与が高いところでも忙しい職場に入職してしまえば、
長く続けることが難しくなり、結果的に生涯年収が下がってしまうケースがあります。

つまり、長く働ける(定年が長いや継続雇用がある)ところで退職金があり、業務内容も続けられる求人を選ぶ必要があります。

このようにしっかり話していくと、表面上の回答から、さらに深い回答となるためあくまでも参考とした方が良いでしょう。

転職活動中の看護師の希望は、そのまま採用メッセージや訴求ポイントに活用できるため、しっかりとした分析が必要です。

以下では各看護師さんのお悩みに対して、どのようなポイントが重視されるか解説していきます。

〇20代看護師で結婚も視野に入れてる方

このような生活背景を持った方は多くいらっしゃいます。

だいたいは現職が忙しく、また現職の先輩もライフステージの変化で働くことが難しくなり転職していく姿を見たり、子育て理解があまりないことを知っているため、長く働くことに不安を抱えているケースがあります。

このような方が重視するポイントは表面的には、日勤常勤で残業が少ないところという希望になるでしょう。

しかし見落としがちなのは、待機児童問題や子供ができた後の養育費、子育て理解という点です。

結婚して子供ができた場合、保育園に預けられるのか、お子さんを育てるためにお金が必要でないのか、子育て理解は不要なのか、そういったことが抜けている方も多くいらっしゃいます。

そのため本質的に決めるポイントには、託児所があるか夜勤の回数や曜日調整ができるか、子育て理解はあるのか、というポイントも増えていきます。

ここまで考えれば、上記のような20代看護師がターゲットの場合、日勤常勤で残業も少ないというメッセージは出しつつ、どこかで子育てについての問題提起と、解決できる体制があるという訴求ポイントを出す必要があります。


〇30代子育て中の看護師

特にベッドタウンに多い属性になります。
子育て中の方は、主に給与は高いのか、残業が少ないのか、そういったポイントを重視します。

おそらく現職では家庭との両立が難しく、子供が大きくなるにつれ夜勤も必須になることから転職を検討されております。
また子供が大きくなるとお金もかかってくるので、そろそろ日勤常勤で働こうかなと考えていることが想起できます。

給与、残業も大切ですが、保育園からのアクセスも大切なポイントになります。
というのも、多くの子育て中の看護師は、子供の送り迎えを看護師自身が行っています。

そのように考えると単純なアクセスよりも保育園からのアクセスを重視します。
また保育園のお迎えに間に合うかも大切です。

そのため、30代子育て中も採用ターゲットに入るのであれば、具体的に何時に終わるのか、実際に子育て中の方が両立できているのかを発信する必要があります。

〇40代改めて看護師として頑張りたい方

40代では子供がある程度大きくなり、改めて看護師としてやりたい分野を勉強したり、急性期に戻りたいという方もいらっしゃいます。

このような方は、業務内容やブランクサポートを重視します。

看護師として現場から離れていた場合、復帰に不安が残るためブランクサポートを重視し、体に無理の無いよう業務内容にも気を配ります。

そのためブランクサポートや業務内容の詳細について発信が必要です。
また実際にブランク明けで活躍している人の記事を作成しても良いと思います。

加えて長く無理なく続けるためには休日数やアクセスも強い点となります。
休日数が多ければ仕事も休みもしっかり切り分けて業務が行える点をアピールするのです。

〇まとめ


今回は看護師が入職を決めるポイントについて解説していきました。

採用メッセージに応じて訴求ポイントを決めて、発信していくことは採用活動においてとても重要なことになります。

しかし看護師の深いところまで想起することは中々簡単ではありません。
難しいとなった場合にプロに頼るのも一つの選択肢です。


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