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「体に良いこと」をやりすぎていませんか?

金曜日は、セルフケアや症例などをシェアしています。

先日、
「健康オタクだけど慢性症状が治らない」
という患者さんが来店されました。

今日は、その時の話をシェアしたいと思います。

慢性症状の原因

この方の慢性症状が治らない原因は、「体に良いことをやりすぎた」ことでした。

意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人の体には「適切な質と量」の刺激を入れないと、どんなに良いと言われるものでも害となります。

イメージしやすいもので言うと、勉強です⇩。

どんなに素晴らしい先生からの講義でも、自分に合わないレベルで、様々な教科を毎日12時間受け続けて天才になるか?と言われたらそうでないですよね。

逆に、本人にあったレベルの内容を、本人がこなせる量で、継続して行うと成績は次第に伸びてきます。

もちろん、休息も成長のためには必要です。

大切なのは、自分がやりたいことではなく、今の自分にあった質と量だけ行うということです。

複数の健康療法を同時にやって成果を出す方法

セルフケアの最大の敵は、

・何が自分にあった質なのか?
・どれくらいの量が自分に適性なのか?

が分からないことです。

一番良いのは、プロに相談することですが、どうしてもセルフで解決したい方は、まずは「1つずつ2週間継続」してみてください。

自分にあうものであれば、2週間で効果が出てきます。

次にやりたいことがあるのであれば、今までやったものは一旦止めて、新しいものを1つ、2週間続けて下さい。

そこで効果がなければ、それはあなたに合わないものです。

複合して行う場合は、今と同じ要領で行います。
単独で2週間続けてよかった者同士を、同時に2週間行います。

単独の方が効果があったか?2つ同時のほうが効果があったか?を検証し、良い方の選択をします。

3つを同時進行させたい場合は、2つ同時進行させて効果があったものだけを、先程の容量で行います。

それを繰り返すと、最後には「自分の体にあった質と量のセルフケア」を行えるようになれます。

プロはココが違う

ちなみに、プロが指導を行う場合は、ピンポイントで今必要な質と量をお伝えします

もちろん、状態に合わせて体は変化していきますので、それにあわせた質と量に適時変更します。

もちろん費用面での負担はありますが、改善までのスピードや手間は違います。

最後に

今回は、セルフケアを頑張りすぎて慢性症状から抜け出せない方の脱出方法についてシェアしました。

おそらく慢性症状で悩まれている多くの方は、

「コレだけ気をつけているのに・・・」
「頻繁に治療院へ行っているのに・・・」
「毎日YouTubeでストレッチしてるのに・・・」

など、行き詰まり感があるのではないでしょうか?

そんな方こそ、今回のnoteは参考になる内容なので、ぜひ今の生活を見直すキッカケにしていただければと思います。

それではまた

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