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総合支援資金を活用しましょう

毎週水曜日は、治療院経営で役立つ情報を配信しています。

今回は、【総合支援資金】についてです。

申請期限が延長されました

6月に入り厚生労働省から、新型コロナウイルスの影響により、収入の減少や失業等で日常生活の維持が困難となっている世帯に向けた、

・緊急小口資金
・総合支援資金(初回)
・総合支援資金(再貸付)

の特例貸付の受付期間が令和3年8月末まで延長になったと発表がありました。

いずれも貸付という形にはなりますが、据置期間が1年、無利子、保証人不要という好条件なので、貯金を崩せばまだなんとかなる方でも、以前に比べ収入が減っているのであれば、コレを利用しない手はないと思います。

ちなみに償還期限は、緊急小口資金が2年以内、総合支援資金が10年以内になります。

総合支援資金を申し込みました

申し込み期限延長の発表をうけ、僕も今回「総合支援資金」の申込みをしました。

「緊急小口資金」の申込みについては、以前記事にしたので気になる方は読んでみてください⇩。

総合支援資金の申し込み手続きは、緊急小口資金のとき同様、とてもかんたんな書類の提出のみです。

申込み用紙をダウンロードし、書類を郵送して完了です。申込みに必要な各書類のPDFは⇩のページからダウンロードできます。

僕の場合は、6/3に書類を近隣の社会福祉協議会に送付し、6/15に振り込みがありました。

特段急いでいる方は、予め申込時に社会福祉協議会に問い合わせいただき、大体の入金日を確認してください。

書類は追跡可能な、レターパックライトがおすすめです。
(郵便局やコンビニで購入が可)

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返済が不安な方へ

今回の特例措置では、緊急小口資金・総合支援資金ともに返済が必要ですが、返済期限の時に所得の減少が続く「住民税非課税世帯」であれば、償還を免除される取扱いとなっています。

【緊急小口資金】
・令和3年度または4年度のいずれかが住民税非課税※である場合。

【総合支援資金】

・初回貸付分:令和3年度または4年度のいずれかが住民税非課税※である場合。
・延長貸付分:令和5年度が住民税非課税※である場合。
・再貸付分 :令和6年度が住民税非課税※である場合。

※住民税非課税を確認する対象は借受人及び世帯主。

総合支援資金 Q&A

その他、質問等はQ&Aでほぼ解決できると思いますのでリンクを貼っておきます⇩。

最後に

おそらくワクチンの普及や、感染拡大の程度からして、今回の総合支援資金の申込みが、無条件で融資を受けられる最後のチャンスになると思われます。

僕もこの資金の存在は昨年から知っていましたが、まだ耐えられると変な見栄から申込を先延ばしにしていました。

しかし、使わなければそのまますぐに返済すればいいだけですし、何のリスクもないものなら、とりあえずは借りておこうという結論に達しました。

いずれの資金も、先行きが不透明な個人事業主の助けになるものなので、ぜひ上手く制度を活用してください。

ではまた

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