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カイロプラクティックはこんな仕事です

火曜日は、僕がカイロ学生時代に「書き留めていたメモ」を紹介しています。

前回は「治療の基本」から1つ紹介しました。
今回は「カイロとは?」について1つシェアします。

カイロプラクティックはどんな仕事?

今週紹介するメモは⇩コチラ。

カイロプラクティックとは
西洋医学では「正常」と言われた人から、「異常」を見つけて治す仕事

「正常/異常」という言葉が出ると、難しく感じる方もいるかも知れませんが、とてもカンタンに言うと、

【カイロは、症状を治す仕事】

ということです。

西洋医学の「正常/異常」の基準

西洋医学でいう「正常/異常」には基準があります。

<西洋医学の異常>
(○)
疾病・疾患・病気の状態

西洋医学の正常>
(○)
疾病・疾患・病気ではない状態
(△)
症状がない状態
(✕)
健康な状態

よく、「正常とは健康な状態」と誤解されますが、症状があっても疾病・疾患・病気がなければ、病院では「正常」と診断されます。

もちろん、「異常」であれば最善を尽くしてくれるのが日本の医療です。

カイロの「正常/異常」の基準

カイロでいう「正常/異常」の基準はコチラ⇩。

<カイロプラクティックの異常>
(○)
症状がある状態

カイロプラクティック正常>
(○)
症状がない状態

<カイロプラクティックの適用外>
(○)
疾病・疾患・病気の状態

僕たちが「西洋医学の正常」から、症状を見つけ出せる最大の理由は、【西洋医学の異常と、カイロの異常の定義が違うから】です。

僕たちカイロプラクターの判断基準は「症状」です。西洋医学にはなかった、「適用外」という項目があるのも特徴です。

適用外とは、つまり施術してはいけない事です。

結局こういうこと

勘がいい方ならもうお気づきと思いますが

「西洋医学で正常と診断されたが、症状がある」方は、全てカイロの適用範囲であり、それで改善する見込みがある方になります。

つまり

カイロプラクティックとは
西洋医学では「正常」と言われた人から、「異常」を見つけて治す仕事

とは、カイロの仕事内容を一言にまとめた表現ということです。

おまけ

僕も腰痛で長年苦しんでいた時、どこの病院で検査しても「正常」といわれ、湿布やリハビリ、鍼治療、電気治療、マッサージを受ける・・・

まさにこんな状態でした。

「こんなに痛いのに、正常ってどういうことやねん!こんなんじゃ治らんわ!」
って。

それが、カイロで治った時

「すごい!!」

って思いましたが、勉強していくうちに、

「そういうことなのか」

と合点がいくようになりました。

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臨床経験が10年を過ぎ、今さらながら多くの経験は「学生時代に既に教わっている」ことの応用やそのものであることに気づきます。 現在日本では全日4年制のカイロ学校が存在しませんが、そこでの学びは短期養成のそれとは比較にならないほど、【テクニックをいかに安全に行うのか】を学びます。 このマガジンでは、それらを難しい言葉を使わず分かりやすく解説します。 何よりも患者さんのために、「安全に行えるカイロプラクティックとは何か」を一緒に学んでいきましょう。

このメモは ・カイロ学生時代にメモした先生の雑談 ・治療で絶対に忘れてはいけない注意事項 ・治療に役立つ知識 ・遠回りせず治療レベルを上…

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