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来店拒否しました

2件の予約をお断りしました。

 今回は、以前に予約をお断りした話をnoteにします。

 現在、私の店では電話予約のみで営業を継続しています。その上で、予約の際には、以下の3つを必ず確認するようにしています。

①マスクを着用して来店いただけるか?
②来店前に検温し37.5℃以下であることを、確認して来店いただけるか?
③風邪症状(悪寒、喉の痛み、味がしない)などがないか?

 今回お断りした2件は、①と③の方でした。

断る勇気

 予約表がガラガラの状況の中で、予約をお断りすることは、どの店にとっても勇気がいることだと思います。もちろん僕の店も例外ではありません。

 しかし、もしその方を受け入れることで、より多くの方々に影響が出ることは、絶対に避けなければいけません。

 ありがたいことに、現在大阪府下では『適切な感染防止対策の徹底』をしているカイロや整体業のみ、営業を継続してよいとしていますので、断りやすい状況ではあります。

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 患者さんも、理解していただきやすい社会情勢ですので、あとは店側の勇気だけです。

もし受け入れたら

 もし、今回のお二人を受け入れると、この話はSNSで広がる可能性、リスクもあることを知っておいてください。

 行政からのペナルティーのことではありません。

・あの店は、マスク無しでも受け入れてもらえるよ
・マスクなしの患者にはマスクをくれるよ
・風邪症状があっても治療してもらえるよ
・あの店には、感染者が通っているかもしれない
・あそこ行くと感染するよ

 こんなSNSが出た瞬間おわりです。

でも、どうでしょう?

・あそこはマスクがないだけで断られた
・ちょっと風邪っぽいだけで断られた

 こんなSNSなら大歓迎です。
本人たちは、不満を広げたつもりでも、対外的には、店の信用が上がるだけです。

同情は不要

 冷たいようですが、同情は不要だと考えています。まずは、自分のみを守ることが最優先です。その次に、あなたを信じて通っていただいている、患者さんです。

 昨日今日、マスクが買えない状況になったわけではありません。手作りの方法もググればすぐに出てきます。

 私の住む地域は、ちょうど期日前投票期間中で、投票へ行けば、マスクを持たない方を対象に、無料でマスクを配布していました。手に入れる方法はいくらでもある中で、それをされなかっただけです。

 また、現在の状況の中で風邪気味にもかかわらず、予約をしてくるのは、ただの非常識です。断ってもこのような方は傷つきません。

まとめ

 現在、ほとんどのセラピストは経済的に苦しい状況だと思います。

 特に大阪の場合は、民間資格は休業補償の対象ですが、国家資格を看板に掲げている方は、補償の対象外なので、ただただ客足が遠のいているだけだと思います。

 しかし、目先の利益追求は危険ですので、くれぐれも気をつけてください。

 あなたは【断る勇気】もっていますか?

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