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【教育note:15ページ目】“自分”の力で“自分”で解こうよ。

最近、中学生の授業で、「問題1つ1つを命を懸けるつもりで」解きなさいと言っています。なぜかというと…

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こんにちは!
今日もこの記事を見つけてくれた皆さんありがとうございます!いつも見てくださっている方はもっとありがとうございます(笑)

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問題を解かせたあとに、
生徒たちに対して「いや、この問題は解けるはずやろ」
と思うことが多いからです。

もちろん、難しい問題を解けて当たり前だと言っているのではなく、ちゃんと考えたら理解できるのに、ちょっと考えただけで諦めたり問題を理解しようともしてない子が多いのでこう思うわけです。

「この問題解けたら100万円もらえるとしたらもっと考えるやろ?」
と聞くと、ほぼ全員が「うん!」と答えます。
【必死さ】が足りないのです。普段から必死にやっていればそれが【普通】になるのです。習慣化するということです。


今、お昼休憩中です。その間にこの記事を書いています。
今日は9:30~17:15の中3生入試対策講座の日です。
朝の英語の授業では、「並び替え問題」と「日本語→英文作成」を練習しました。「命かけて問題1つ1つやっていくぞ」と伝え、1問ずつ2分ほどの時間を与えて進めていきました。

そこで実際にあった事例を紹介します。

問題:私はあの女の子が誰か知りません。
(don't/who/I/girl/is/know/that)

ならびかえの問題でした。
これは「間接疑問」の文なので…
【I don't know who that girl is.】が正解となります。(疑問詞のあとに主語+動詞の文)

ですが!つい先週まで関係代名詞がテスト範囲だったため、半数以上が
【I don't know who is that girl.】と答えました。この間違えた半数以上の生徒は正解の「間接疑問」のことは理解しているのです。

では、なぜ間違えるのか?

→必死になっていないからです。このまちがえ方を見て私は
「今、入試76日前やから、あ~汗 って思うだけで済むけど、入試3日前だったら震えるぞ。もっと1問1問を大切にするように」と伝えました。

そもそもこの「who」を関係代名詞ととらえているなら先行詞が存在しない。おかしいな。と考えてほしいのです!

この時期になってくるとこちらも生徒もピリピリしてきます。もっと入試に近づいて来たら励ましたり自信を持たせますが、まだ危機感をもっていない生徒も多いのです。。汗


◎中2生とのやりとり
先週まで2学期期末テストでした。中2の生徒と理科の勉強をしていました。

生徒「先生、この問題わかりません」
私「考えなさい」

冷たく見えるかもしれませんが、「わかりません」という曖昧な質問をしてくる生徒には説明しないようにしています。「何が」わからないのかを明確に言えない段階の子はほぼ考えていないからです。

結局、その子は3分ほど考えて正解を出しました。
「ほら、考えたら解けるやろ。すぐに人を頼らずまずは自分で考えなさい。解けそうな問題ならすぐに教えないから。」と伝えました。

ちなみにその問題は、「部屋の温度が23℃で、これ以上この部屋には水蒸気を含むことができない状態のとき、湿度は何%ですか?」というものでした。

ゆっくり考えると、「湿度を求める公式を思い出して、分母に入る数字と分子に入る数字が同じだから約分して1だ。だから百倍して100%だ」とわかるのです。その子は正解して喜んでいました。

最近の子どもは人に決断をゆだねたり、自分で自分のことをしないような傾向にあると感じています。そこをしっかり教えていかないと、いくら授業をしも成長していかないのです。

頑張ります…。(昔の倍疲れるという心の叫び。笑)

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