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【教育note:6ページ目】教科書に出てくる小学生用の言葉が嫌だ!

タイトルが少し批判的ですが、今回お話ししたいことは小学生が使う教科書に出てくる「用語」や「語句」に少し違和感を感じるということです。
どういうことかというと…


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中学校で学習し直すときに使う言葉が変わるから覚えるの二度手間やん!

ということです。小学校低学年の子どもたちには、学年相応の言葉で教えたらいいと思うのですが、小学校4年以上の子には、ある程度の難しい言い回しでもいいのではないか。と思うのです。まだピンとこない方もいると思うので、【国語】と【算数】でそれぞれ例をお見せします。行った授業の中で実際に生徒たちに伝えたことを思い出しながら紹介します。

【国語】
小学4年生の国語の授業
テキストを使って授業をしていると、「つなぎ言葉」ということばが出てきました。「そして」「しかし」「ところで」「なので」などの言葉の使い方を理解しましょう、という単元です。

私は生徒たちに「つなぎ言葉」に線を引かせ、その隣に漢字で「接続語」と書かせました。中学校では接続語と習うからです。「接」も「続」もそれほど難しい漢字ではありません。「せつぞく」ということばの意味も小4以上ならわかります。

さらに、小学校の間では学習しない「順接」「逆接」「転換」なども説明しました。これが小2や小3だとハードルが高い(生徒によりますが)ですが小4だと理解してくれます。学校では接続語という言葉は習わない。でも中学校になったらつなぎ言葉とは習わないから今から接続語で覚えておこう!と伝えました。この小4の子たちは小5、小6の間にも「つなぎ言葉」の問題と出会うはずです。私はその度に「接続語」と説明します。これを繰り返すと子どもたちは「接続語」ということばを覚えます。
中学生になったときに「あ、これか!」となるのです。

【算数】
小学6年生の算数の授業

小6で「比例」「反比例」を学習します。中学校で文字式を学習すると、
y=axという表記をしますが、小学生は文字式の知識がないので、
y=決まった数 × xという表記をします。この決まった数は中学校で「比例定数」と習います。私はここでも比例定数ということばを教えます。

比例定数の定数ということばは「定まった数(決まった数)という意味なのですぐに理解してくれます。これも国語の(接続語)と同じで、小学生のうちに知っておくほうがいいと思います。


「小学生ではこの言い回し、中学生になったら違う言い回しになる」

二度手間な気がします。私はそう思うので難しいほうのことばも教えます。学校では決められた教科書で指導しなければいけないので、仕方ありません。(中には教えてくれる先生もいます)ですので、保護者の皆さんは、気づいた時だけでもいいのでそういった語句をお子様に教えてあげてください。過去の記事でも書きましたが語彙力を増やすことは小学生のお子様にとってとても大切なことです。よろしくお願いします。


■■■おまけ■■■

・頭の体操
二酸化マンガンにオキシドールで発生する気体は?


二酸化マンガン+オキシドドール→「酸素が発生」

・今日のおススメYouTube
https://youtu.be/jOuhUj9O4P4


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