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中国に友人はいるのか?

債務の罠

 中国の債務の罠は話題になってから久しいから目新しい情報はないが、改めて中国の債務の罠がどう言ったものか確認していく。中国は発展途上国が電力や公共交通機関などのインフラを整備する際に多額の支援をしている。支援と聞けば耳障りはいいが、実際には借金である。ある程度の利息をつけて返済しなければいけない。ここが問題となってくる。

 CMで流れる言葉を拝借すれば「無理の無い返済計画を!」ということになるが、中国の返済計画は無理のあるものであった。故に返せない国が出てくる。その国は例えば、自国の港の運営権を99年間も貸与してしまう。これが債務の罠である。この債務の罠に填まる国は一帯一路計画に参加した東南アジアや貧困に喘ぐアフリカ諸国に見られる。

対中包囲網

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