まさに、地方都市住みトレンドが来る予感w

 ちょっと前までは、限界集落や古民家に住むというのがトレンドだったような気がするのだが、次は、地方都市移住がトレンドになるなという予感が現実になりつつある。

 今朝、こんな記事をみつけた。

 本文から引用してみる。

 新型コロナの影響で3密を避けるために、自然豊かな地域に住みたいという気持ちは高まっているが、一方で生活のために、『ある程度の便利さは欲しい』という気持ちが見え隠れする結果にもなっている。

 そうなんですよ。不便な思いが少しずつ積もると大きなストレスになるというのは、誰にでも経験のあることかと。便利さは、時間やエネルギーのコストを節約してくれるから、かなり心身の健康に関係があるのよね。

 かといって、大都会に住むリスクも感じてしまった昨今の状況では、「本人が避けたいと思っていても、避けられない三密環境」が簡単に生じるのも都会の常で。交通機関もショッピングセンターも、とにかく人が多い。それを知る私としては、地方都市の利便性には本当にびっくりした。例えばイオンなどのショッピングセンターがあると、そこに入るテナントも全国チェーンのものがあり、その内部にいる限りは、東京や大阪と買えるものに変わりはない。

 それなのに、絶対に混まない。セールでも並ばない。これでやっていけるのかなとこちらが不安になるほど、買い物客は多くない。

 先日、リアルタイムでこの番組を見たのだけれど、淳さんも、福岡県那珂川市への移住を考えているという話が面白かったよ。テレビなんて持ってないけど、AbemaTV PrimeNetflixAmazon Prime+NHKで課金しているから、全く問題ないw

 那珂川市は、博多駅まで新幹線で8分300円で行ける。完全に博多の通勤圏内やん!

 IT企業の福岡シフトの話を聞くようになって久しいけど、こういう背景があったのね。福岡は、本当に食べ物が安くてぶっ飛ぶ美味さで、なぜか女性がキレイな印象がある。自由に選べるなら、私も福岡に住みたいなぁ。

 さて、都会で住んだことのある方が移住するとして、どこの地方都市でも良いというわけではない。重要なポイントがいくつかあるので、以下に挙げておく。

1、(自分が行く必要のある場所への)アクセスが良く、生活圏内に、必要なものがすべて揃っている。

 必要なものとは、ショッピングモールやスーパー、コンビニ、病院、学校などである。人によっては空港や新幹線の駅までのアクセスというのもあるかもしれない。意外と空港への直行リムジン駅は住宅地を網羅しているので、それも調べてみた方が良い。

2、快適な住環境がある

 あまりにも古い家だと、快適でなかったり、改修費用がかかったりする。まずはそこそこ快適で築浅の賃貸で住んでみて、そこから本腰を入れて住む場所を考えた方が良いと思う。つまり「築浅の賃貸物件」があるエリアは、意外と限定されて来る。

3、災害フリーである

 最近になって注目されたポイントだが、ぶっちゃけ災害フリーな場所というのはない。台風も地震も、どこで発生してもおかしくない。が、少なくとも災害マップを確認して浸水可能性が低い場所を選んだり、歴史的に災害の少ない場所を確認してみたりということはできる。

 「近くに自然があるところ」と書こうと思ったが、ぶっちゃけ東京でも大阪でも、ちょっと動けば自然などどこにでもある。況んや地方都市においてをや、である。

 地方都市の首長さん方は、地元アピールにエネルギーを注いだ方が良いね!地元の人が優しくて温かいとかじゃないよ。そんなの煩わしいだけだから。

 利便性が高く、食べ物が安くて美味しい、全国チェーンのショッピングセンターがある、デイキャンプ場などのアウトドア・レジャーが可能、最先端の機材が整っている病院までのアクセスが良い、などがアピールになるかも。

 ちなみに、我が家は数年前に、沖縄移住を本気で考えていた。その時には、この本を隅から隅まで読んだなぁ。

 実は、沖縄には縁もゆかりもないのだが、なぜ沖縄だったのかというと、「インターナショナルスクールの学費がめちゃくちゃ安い」という理由だけで考えていた(汗)。フリーランスの私にとっては、どこに住んでも良かったので、カナメの沖縄移住のアイデアに乗ってもいいかなと思って、かなり真剣に調査した。

 結果的に、その時は見送りになり、今回カナメがリタイアメントした際には、末っ子はすでに大学生となっていたので、沖縄に住む理由がなくなってしまったのだ。後で色々と考えてみると、飛行機に乗らないと親のところに駆けつけられないという事実が、やっぱりまだまだ受け入れられないなと思ったりもした。

 

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