見出し画像

「良かったこと」を書き出す

ポジティブ感情を高めることができる有名な方法に「スリー・グッド・シングス」があります。

アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマン氏が提唱したもので、「その日にあった良いこと」を3つ書き出すことで、幸福感、自己肯定感を高め、気分の落ち込みを予防できるというものです。

「えー! 3つも!?」なんて思う人もいるかも知れませんね。(僕も最初はそうでした)

けど、どんな些細なことでも大丈夫。

  • 朝、いつもより早く起きられた

  • 帰りの電車の乗り継ぎがスムーズだった

  • テレビに好きなアイドルが出ていた

  • 日替わりランチが好きなメニューだった

  • 夕焼けがきれいだった

  • 一度も赤信号につかまらなかった

  • 長く連絡を取ってなかった友人から久々にメールが届いた

客観的に見て「良いこと」である必要はありません。あなたが「良いこと」だと思えば、それは「良いこと」なのです。
実際やってみると、毎日、意外と良いことがあるものだと気づきますよ。

このワークは、タイピングではなく、手帳やノートに手書きする方が良いと言われていて、手書きには、記憶に残りやすい、思考を整理しやすい、脳が活性化されるといったメリットがあるのだとか。

とはいえ、タイピングが絶対ダメということもないでしょう。
僕は「はぴトレ」というスマホのアプリを使っています。

このワークの効果は持続するといわれ、1週間以上にわたり毎日実施した人は、その後半年間にわたって、幸福度が向上し、抑うつ度が低下する(うつの症状が減る)ことが明らかにされています。

日々、嫌なこともあるでしょうが、良いことが1つもなかったという日なんてありません。
やらなきゃいけないことで頭がいっぱいだったり、忙しかったりすることで「良いこと」に気づきにくいのかも知れません。

夜寝る前に、1日の出来事をゆっくり思い出し、「良いこと」を見つけましょう。3つ思い出せなかったら、1つでも2つでも。

ところで、「はぴトレ」を開発した株式会社はぴテックは、Well-Being Circleという幸福度診断も提供しています。

個人利用は無料なので、「良いことを書き出す」ワークを始める前と、しばらく続けた後に診断してみると、幸福度の変化がわかり、面白いかも知れませんね。


3連休中日の明日は、大好きな林屋精肉店の焼き鳥でビールでも飲もう♪ ----- Juntaro Igarashi


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?