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「配偶者より幸せになってはいけない」発言に対する彼女の反応

先日のこちらの発言もう知っている方も多いと思います。

「配偶者より幸せになってはいけない」
どちらかが「相手の方が自分より幸せ」と思った瞬間に夫婦関係にヒビが入る

この話は彼女(奥さん)から聞いて
「こんな話が話題になっているんだけど、
あなたならどう解釈する?」
って聞かれたんです。
そして続けて彼女はこう言ったんです。

「結局誰に幸せにしてもらうとかもらわないとかより
自分で自分を幸せな状態にできてるかだと思うんだよね。
例えば、配偶者に何かしてもらったとしても
それを幸せにしてもらったととるか、
やってもらって当たり前ととるか。
あの人のほうがどうのとか
自分はこんなに大変なのにとか。
それって自分が今どんな状態かで変わってくると思う。
自分で自分を幸せな状態にしていれば、
配偶者がどんなとか関係なく幸せだし、
なにかしてもらうともっと幸せだと感じられると思うんだよね。」

それを聞いて確かにそうだよなぁと思いました。

これまでの夫婦生活を振り返ると
どんなに大変な時でも
もっとこうしてとか
なんでしてくれないのとか
言われたことがありません。

彼女はチョコレートが好きなのですが、
アレルギーのせいで最近食べられなくなったのに、
僕には好きに食べることを勧めてきます。
本当なら自分が好きで食べられないものを
目の前で食べられるのってストレスだと思うんですが、
一切、強要してくることはありません。

僕も今まで強要した事は無いし
自分はできないのにとか感じた事もなく、
むしろ、好きにしていて幸せそうにしてくれた方が嬉しいです。

夫婦でも友人でも「相手のほうが」とか
「自分のほうが」という視点の上で
成り立つ幸せって危ういものです。
誰かと比べてしまうことも時にはあると思います。
ですが、できるだけ誰かと比べず、
自分の中で幸せかどうかは完結するようにしたほうが
幸せは長続きするし幸せになりやすいと思います。

彼女が言うように、
自分で自分を幸せな状態にしていれば、
配偶者が幸せそうな姿を見た時、
より幸せな気分になれると思うんです。

だからと言って全部自分でどうにかしないといけないって話では無いです。
もし、自分が他人より不幸とか、
あの人の方が幸せとか思った時には、
「あぁ今の自分の精神状態はあまり良く無いかも」
と思って何かよくなる様な事をすればいいし、
パートナーがあまりいい状態じゃなければ、
少しでも気持ちに余裕ができる様なフォローをすればいいと思います。

今回の話の発端となった、松陰寺さん夫婦は
どちらが悪いとかではなく、
奥さんがそれだけ大変な状態だという事を理解して
その事を2人で解決に向けた行動を取れればいいんだと思います。

誰が正しいとか誰が間違ってるとか言ってても
パートナーシップに関しては、いい解決策は生まれません。
むしろ関係が悪くなってしまいます。
犯人探しより課題解決に向けて2人で協力した方が幸せになれます。

お互いを認め協力しあえる夫婦生活、パートナーシップを
みんなが築いていけたら
世界はもう少し優しくなるのでないかなと思います。


皆さんが素敵なパートナーシップを築いていけますように。
そして、
皆さんに素敵な出会いがありますように。


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