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課題(やるべきこと)に集中せよ 課題の源泉は、自分の理想世界だ

人間というのは、やるべきことをやっていないと精神が病むようにできています。今やるべき課題を明確にして、スピーディーに解決している人というのは、悩みとは無縁の存在に成れます。そして、やるべきことを掴めなくなると人間は道に迷うのです。これも悩みの原因となります。やるべきことから意識が離れている時というのは、逆に精神的苦痛が強まるのですね。

これは私が気づいたことではなくて、有名なAMAZONの経営者であるジェフベゾスが言っていました。人間というのは、仕事の量で苦しくなることはない。単にやるべきことができない時に苦しくなるのだと。やるべきことができない理由はいくつもあると思います。能力不足・リソース不足・エネルギー不足などです。やるべきことができない時というのは、何かが不足しているのですね。しかし、「課題解決には、力が不足しているからやるべきことができない」という状態で止まっている人というのは、永遠に成長できないのですよね。能力が不足しているのであれば、補う方法を考えればよい。やるべきことが新しく見えてくるはずです。リソースが不足してる場合も同じです。やるべきことが枯渇することというのは、ありません。常にやるべきことというのは、新しく生み出すことができます。やるべきことを生み出して、スピーディーに解決することが豊かな精神を育てるコツになります。

課題というのは、やりたいこと、やりたくないことといった感情があるからこそ生み出されます。やるべきことが思いつく人というのは、向かうべき先の理想的な状態が心の中にあるのですね。やるべきことが思いつかない人というのは、理想的な状態、感情がハッピーになることが見えていないのです。やるべきことというと「Have to」であると考えがちですが、やるべきことが生み出される源泉は常に「Want to 」なんですよね。ですから、やるべきことというのは、すべての源泉は「やりたいことに繋がっている」ということを理解するべきなのですね。やるべきことと、やりたいことは使う脳が違います。しかし、やるべきことというのは、やりたいことが根っこにあると理解しておくだけで「強制された」という風には感じないはずです。やるべきことが私たちを理想の世界に開いてくれるのです。「やるべきことをやる」と意思決定することが理想の世界の扉の鍵になっているのですね。

ぜひ、この文章を読んで思うところがあれば、自分自身の心を観察してみてください。頭の中でやるべきことを探した時に「めんどくさー」と思うかもしれませんが、なんでこれをやるべきなのか?を問えば、やりたいことに必ず繋がるはずですよ。そして、このやるべきことは、やりたいことが根っこにあるという原理を基に、やるべきことを観察してみてください。これまでめんどくさいと思っていたことが、スーッと消えるはずです。人間はやるべきことが、実はやりたいこと、やりたかったことだと気づいた時にストレスがなくなるのですよね。これはモチベーションを高めるための心理テクニックです。私はこれだけの長文を書いていますが、めんどくさいという気持ちはありません。書くべきことが自然と沸き起こり、書かないと気持ち悪くなるのです。ただ、意識が「1万文字書くべき」に向いているとストレスになるでしょう。そういう時には、何を書くべきか?を最初に考えて、やるべきことを次々に変換していってください。やるべきことをシフトすれば、やるべきことの中で、やりたいことにぶつかりますのでノンストレスで文章が書けます。

今回は「課題」という言葉を使いましたが、課題というのは「やるべきこと」という用語と同じ意味で使われます。他にも目標やタスクと言い換えることもあります。文脈によって、使われる用語は違いますが、意味はほとんど同じです。目標を立てて?と上司から指示されると、どうやればよいのかな?と思うかもしれませんが、基本的にやるべきことを伝えれば良いのです。ここで、目標だからといってやりたいことを答える人がいるのですが、目標とやりたいことは違います。やりたい・やりたくないというのはただの感情表現にすぎないのです。目標を聞かれたらやるべきことを答えましょう。

課題というのは、解決したとしても、また新しい課題が出てきます。これをモグラたたきのようにとらえてしまうと徒労感がまして心が疲れてしまうのですが、課題というのは、「ストーリー形式」になっているのです。課題を解決すると物語の次のページをめくれるのです。課題をクリアするたびに物語のページがめくられて新しい発見や感動に巡り合えるのですね。この物語を楽しみにしながら、課題を解いていくというのが課題の量をこなすための心の持ちようです。本を読んでいる時にページ数がどんどんめくられてストレスが溜まる人なんていませんね。課題の連続性をストーリーとして捉えて、世界の変化を楽しみましょう。

課題は自ら生み出す課題と、他人から与えられた課題の二つに分かれます。一般的には自分自身で生み出した課題であれば、先ほど言ったようにやるべきことは、やりたいことに繋がっていますから問題ないのですが、他人から与えられた課題というのは、他人がやりたいことが根本になって生み出されたものですので、課題がやりたいことにすぐに結び付かないことがあります。こういう時にどうしないといけないかというと、シンプルに相手の理想を実現してあげられると考えるべきでしょう。自分の理想への物語があるように相手にも同じように理想への物語があるのです。課題というのは、理想の扉を開ける鍵でしたね。ただ、ここで注意しないといけないのは、相手が求める理想というのは、道徳的でないことがあります。人に騙して自分の利益だけを考えている人や、邪悪な理想を持っている人ですね。こういう場合に悩むと思います。ただ、私はこのような場合は、そのような人に「近づくべきではない」のです。離れることがやるべきことになるのですね。道徳・倫理的な理想の実現というのは、それくらい重要なことなのですよね。

リーダーとして、部下を持つ時にも同じように、道徳・倫理に基礎置いた理想的な世界を持っているかどうか?が問われます。そうしないと、自分がやるべきだと考えたことに共感は得られませんし、先ほど申し上げた通り、不誠実な世界に足を踏み入れたいなど誰も思いません。だんだん、良い人ほど離れていくという現象になります。ですから、常に自分自身の私利私欲のための理想ではないだろうか。皆がハッピーになる理想を考えているかどうか?ということを自問自答しなければならないのですね。これが自分が思いついた課題を他者にお願いする時に最低限抑えておかないといけない原理ですね。人を動かすためには、人が喜んで動きたくなる世界を頭の中に創造しておくことが大切なのです。

もう一つ考えないといけないのは、理想的な世界というのは、人によって異なるということです。リーダーが作り出した理想的な世界は、部下にとっては、理想的には映らないかもしれません。そうすると自分が与えた課題というのが、部下は進んでやらないかもしれません。私はこれは避けられない事実だと思います。なので、重要になってくるのは、皆が皆ついてくるとは思わなくても良いということなのですね。色々な世界観で課題というのは形成するので、必ず相性というのが存在します。自分自身がやるべきだと感じることを、相手もやるべきだと課題感が共通する場合というのは、保有している理想像が近い可能性があります。このような点をよりどころにしながら、一緒に課題解決をやれる人を多く見つけておくというのは大切です。やるべきだと思うことというのは、往々にいして一致しないものですから、一致する人を見つけたならば、それは希少価値のある資源なのです。

課題に集中しようと思えば、日ごろから自分の課題を整理する習慣が必要です。課題を何かで管理できていますか?一般的にはタスク表と呼びますが、これを考えて整理する時間というのはとても大切です。成功している人というのは、この課題整理に余念がありません。準備を怠らないのですね。あなたがやるべきだと考えていることがリスト化されていないのであれば、それは、やるべきことに集中できていないということなので、注意が必要です。先ほど他人から与えられた課題をやろうとすると、価値観が一致しないトラブルがあると申し上げましたが、自分自身で考えた課題というのは、必ずやりたいことに紐づいているわけです。ですから、環境を共有しながら本人がやるべきことをリストアップして、どんどん実行していき周囲の人から、自分自身でやるべきことを考えて、やるべきことをやれる「自走可能な人」という認知を持ってもらうことがとても大切なのですよね。他人から指示された課題だらけになるとモチベーションが湧かないという問題が発生します。ですから、できるだけ自分自身で課題が尽きないように生み出し続け、動き続けることがモチベーション高く仕事をするためには重要ですね。

課題がリストアップされたら次に考えないといけないのは優先順位ですね。何度も申し上げている通り、課題というのはあなたが考えてる理想の世界への扉になります。ただし、課題を解決するためには時間が掛かりますからどうしても、課題の取捨選択が必要になるのですよね。この課題の優先順位付けという作業は、自分自身の理想的な世界・価値観を知るうえでもとても重要だと思っています。優先順位がついていない人というのは、課題への取り組みが意識散漫になって、理想的な世界の完成度が低い状態で放置されます。こういう人を「器用貧乏」と呼びますが、取り組む課題の量が少ないのか、あるいは今回申し上げた通り課題の優先順位がついておらず、エネルギーが分散してしまっているのですよね。ぜひ、どの課題を優先的に実行するべきなのか、言い換えるとどの理想的な世界を先に実現しておきたいのかということを日々問い続ける必要があります。

課題解決というのは、量がすべてです。だいたいこういう話をすると質を高めなければ量をやっても意味がないという話になるのですが全く誤りです。質というのは、一つの課題を解決するために、どれだけ密度が高く大量の課題を設置できているのか?にあります。質の高い商品と質の低い商品を比べてみれば分かりますが、質の低い商品の原因は、やるべきことをやっていないということです。質の高い商品の原因はその逆で、「ここまで細かなことまでやっているのか!」つまり、普通の人では考え付かないほどの、細かなやるべきことを無数に実行しているのですね。ということは、課題を解決する量の多い、少ないで質も決まるということですね。ですから、質を求めるのであれば、他の人たちよりも一つの作品を創るのに、課題を多く設定して、実行すれば良いだけなのです。課題量と解決量を追求しましょう。高い成果を上げるには量を追求する以外に道はありません。

やるべきことがはかどる時間や場所、環境というのもあります。私は執筆活動は自分の部屋でしかはかどりません。リビングに行くと娘に対してやるべきこと、妻に対してやるべきことがどんどん生み出されてしまい執筆においてやるべきことができません。ですから、自分が解決するべき課題を実行するのに適した環境や時間というのはあると思います。私の場合は、落ち着いて考える作業が伴うものは、基本的には夜にしています。夜が最も創造的になれます。あとはPCのキーボードやモニターなどもこだわっています。スマートフォンではどうしても文章は書けませんね。あとキーボードも深くタイプしないと入力されないようなものは駄目です。このように課題を解決しやすい環境の整備というのは、課題解決量を増やすために有効な手段です。

課題というのは、そもそもどうやって設計すれば良いのでしょうか。その前に、皆さんは課題と問題の違いというのは言えますか?これはコンサルタント会社で思考トレーニングとして真っ先に教わることなのですが、問題というのは、理想と現実のギャップのことを言います。例えば、1万文字の記事を書く必要があるが、現状5千文字しかかけていない。あと5千文字書く必要がある。これが問題です。理想と現実と問題をかけていますね。では、課題というのは、何かというと、問題を解決するためにやるべきことですね。残り5千文字を書く(問題を解決する)ためには、1時間の時間を確保するべきです。また、誰からも邪魔されない環境を創るべきでしょう。また、記事を書くためにネタを探すべきです。このように問題解決策を具体的に書き出したものが課題となります。理想と現実のギャップのことを問題と言い、問題解決策を課題というわけですね。先ほどやるべきことというのは、やりたいことに繋がっているという話をしましたが、こういうことですね。つまり、課題というのは、問題を解決するためにある。問題の解決は現実を理想の姿に変えるためにある。という構造なのです。課題を解決すれば、理想に近づくことがわかりますね。何度も言いますが、課題解決は理想の実現のためにあります。量をこなせば、実現できる理想の量が増えるのです。

課題を解決するには、自分ひとりの力だけで解決しない方が早い場合があります。専門家の力を借りることも時には有効ですね。法律の課題をクリアするためには弁護士に相談するでしょうし、組織づくりに悩んだら、経営コンサルタントに相談するべきでしょう。課題解決のプロがいますので、相談した方が早いことは多いです。その際に重要になってくるのが実績です。自分自身が取り組む課題について、解決した実績があるのかどうかは極めて重要です。知らないもの同士で会話をしても、迷走するだけになります。料金も高額になりますから、会話の中から実績を探りましょう。課題解決のプロを仲間にしておくことは重要です。

会社の部下育成の際にも、課題解決のプロを創ることを意識すると良いです。良くスキルを開発するという話になるのですが、スキルというのは課題解決をするためのスキルですね。スキルではなく、課題に焦点が当たっていいないといけません。大勢の聴衆に説得する課題を解決するスキルと1対1の対話で交渉する課題解決スキルは同じコミュニケーションスキルでも全くことなります。コミュニケーション能力というのは、課題の存在なしでは極めて曖昧な表現になってしまいます。部下には何の課題を解決できるようになるべきのなのか?を育成課題として設定して、その上でスキル開発をしないと目的を見失います。なので教育研修を行ってみたは良いものの、全く良くならないという声を聞きますが、原因はスキル開発をしてしまい、課題解決スキルという位置づけで教育研修を設計していなかったことにあります。課題に集中するべきなのは教育でも同じですね。

課題がうまく生み出せずに、やるべきことが分からない時には情報を取りましょう。自分が所属している環境の情報をたくさん集めないとやるべきことがわからないということはあります。また、ある程度経験を積まないとやるべきことがわからないということはあるでしょう。やるべきことがわからなくなれば、先ほどの専門家に相談するのも有効な手段ですし、もっと身近な経験者と話をしてみるのも良いでしょう。自分でインターネットなどで情報収集するのも良いでしょう。情報収集もただやみくもに情報収集していては、意味がありません。あくまで課題を生成するために、情報収集するのですね。SNSやテレビなど惰性で情報収集をしても、それは娯楽です。やるべきことに集中して課題解決をすることが理想の実現に役立つのですからね。課題をどんどん生み出しましょう。課題解決量の人生の質を決めます。

自己啓発書やセミナーなどに参加すると、まずは「夢を描き、理想を描き、願望を明確にしろ」などと教わることが多いと思います。これは非常に大切なことですが、夢は実現しなければ意味がないのです。理想も同じですね。なので、私は願望を明確にしろなどと曖昧なことをいうのではなく、シンプルに「課題を明確にしろ」とメッセージしています。願望・夢・理想というの言葉は、キャッチーなので頻繁に使われるのですが、大きくすればするほど、欲求不満に陥るのですね。課題を明確にして実行していく過程で、夢や理想をブラッシュアップせよ。といった方が現実的な成果を得られると思います。夢・理想・願望をすべて「課題」に置き換えて課題解決に集中しましょう。夢・理想・願望というのは、意識的に明確にするものというよりも、課題解決量をこなしていく中で「見えてくるもの」だと思うのです。課題をこなすことで理想の世界が見え、夢が生まれ、願望が明確になるのです。まずは、課題発見し、解決しないことには夢は見れません。順番が逆なので注意しましょう。本であれば、物語の最後のページを見れば、エンディングが書いてありますが、フィクションではなく、リアルな人生というのは、物語の最後のページには何も書いていないのですよね。あたかも最初から最後のページが描かれているように自己啓発では教育を受けますが、私は自分自身で描けるのは課題くらいです。あとは進むうちに勝手に思いつくものだと思ってます。夢を描こうとするな、理想を描こうとするな、願望を明確にしようとするな。課題解決に集中すれば必ず明らかになると信じましょう。

課題というのは、生まれた場所によって全く異なります。最初からマイナスの状態で生まれてくる人もいれば、プラスから生まれてくる人もいます。一人一人に与えられる課題というのは、異なるのですね。お金持ちに生まれたならば、お金を増やすという課題は生まれないかもしれません。どちらかというとお金をどうやって有効に使うのか?ということを考えることがやるべきことでしょう。思想についても同じことが言えます。両親が道徳的で倫理的であれば、自然と子供の頃から理解できますが、非道徳的な家庭に生まれたならば、誤った教育を受け続けることになります。様々な本を読んで自分自身の人間としてのあるべき姿を調べることが課題になる人もいるのですね。言いたいことは、人によってやるべきことは異なるということです。なので、自分自身の環境を悲観するわけではなく、一人一人やるべき課題が違うだけであるという認識は重要だと思いますね。人間というのは、代々子孫を残して遺伝子のリレーを行っているわけですから、先祖がやるべきことをやっていないと、子孫にも課題が継承されてしまいます。お金持ちとして生まれてくるのも先祖が財力を創るという課題を解決してきたからこそ、金持ちで生まれるわけですからね。ですから、後世に課題を残さないように、良い先祖として崇められるように、日々課題解決に精進しないといけません。親ができないことを、子供ができるようになるには相当な労力が必要になります。発達障害などで苦しんでいる人がいますが、だいたいは親が抱えた課題を継承しているだけなのです。あなたが解決すれば子供は楽になる可能性が高いです。

課題解決の主体を大きくしていくことも大切です。自分の課題。から家族全体の課題、チーム全体の課題、会社全体の課題、地域全体の課題、人類全体の課題。あらゆる課題解決の主体が存在しています。私は様々な課題解決に取り組むべきだと考えています。有名な経営者は課題解決の主体としての存在が大きい人が多いです。自分自身の課題のことを話している人なんて少ないですよね。コミュニティー全体の課題を率先してこなす人が人気になって、魅力度が増すようになっています。視野を広げて課題のレベル上げをしていくというのは重要ですね。

課題のレベル上げというの話をしましたが、私は人間の根本的な理想として、課題のレベル上げはあると思います。毎日同じことの繰り返しでは飽きてしまいます。日々新しい課題に挑戦して、様々な課題を解決できるようになると自分が快適に思える空間:コンフォートゾーンは拡大すると思います。どんな課題でも対処できると感じる万能感のようなものが、自信に繋がって更に課題解決スピードを加速させていくことに繋がるのですね。自信は課題解決能力と密接に関係しています。課題解決力がないから不安になります。課題解決力があるから自信が生まれるのです。課題に集中しましょう。

課題のレベルが自分自身にとって適切なレベリングだった場合、人間はフロー状態と呼ばれる没頭して幸福感を感じられる状態になります。自分と周りの環境との境界線は曖昧になって、時を忘れて課題解決に集中できるのです。この状態になると生産性はとてつもないほど上がります。ポイントは、課題のレベルが自分の能力を少しだけ上回っている状態で解決活動をするのが良いそうです。簡単すれば飽きますし、難しすぎれば諦めてしまいます。簡単でも難しくもないちょっと難しい課題に挑戦するのが没頭感を味わう重要な秘訣なのですね。没頭は幸福にも密接にかかわるものですので、課題のレベリングで幸福度も影響をうけるということがわかります。

課題のレベルを調整することを「レベルデザイン」と呼びます。レベルデザインが人間のタスクの没頭度合い・幸福度を決める重要な秘訣であると説明しましたが、職場などでレベルデザインをすることは極めて重要であることがわかります。もともとはゲームで使われていた用語なのです。人間はどうしてゲームにハマるのか?ということを徹底的に研究してプレイヤーを楽しませようということで研究されてきました。レベルデザインは自分自身でデザインできるようになると最高です。課題は優先順位付けが大切であると言いましたが、レベルデザインも大切だと思いますね。優先順位とレベルデザインの二つに分けて考えてみると良いでしょう。そうすれば「いまここ」に集中できて課題解決が幸せになります。このような課題解決と幸福を結び付けた学問を「ゲーミフィケーション」と呼びます。

ゲーミフィケーションには、レベルデザイン以外にも複数の要素があります。課題・交流・報酬ですね。課題というのは、レベルデザインで調整するものであり、交流というのは、誰と一緒に課題を解決するのか?ですね。報酬というのは課題解決した時のリターンですが、これらの課題・交流・報酬がバランスよく質の高い状態でデザインされた場合、人は課題解決に没頭して幸福を感じられるようになります。人間が熱中できるものというのは、だいたいゲーミフィケーションの理論に当てはめると説明がつきます。人生をゲームのように楽しく生きるリベラルアーツと技術がゲーミフィケーションには組み込まれているのですね。やるべきことを快適に実行する技術というのは、実はたくさん研究されているのですね。

やるべきことをやった後には振り返りが大切です。自分自身が課題解決をやってみて学習したことを整理するのですね。失敗して反省するべきことも出てくるでしょう。やるべきことを計画して実行していくことは大切ですが、やるべきことをやって得た知見を次に生かすというのも課題解決スピードを早めることに繋がります。計画段階で可能な限り失敗をつぶしておくべきですが、抜け漏れが有ったり、仮設通りにいかないことがありますので、しっかりと自分のノウハウとして成果がでるように頭の中を整理ましょう。

課題解決したことを振り返り頭を整理するには、私のようにnoteなどで情報発信するべきです。人に教えてあげるという発想になるとやるべきことをやるエネルギー源になりますし、文章にして自分の頭の中を言語化することでより一層、自分自身のやるべきことが明確になるというサイクルになります。私は学習スピードを早めるという意味でも、学習内容の言語化と発信というのは重視しています。コミュニケーションスキルの向上にもつながりますので、ぜひ情報発信の機会は増やしてみてください。情報というのは発信すればするほど、自分の元にも情報が集まるようになるのです。人に話すことで自分自身の間違いにも気づくことができますからね。

課題解決のノウハウがある体系化されてきたら、書籍や資料としてまとめてみると良いかもしれません。先ほど言ったように人に教えるという行為は自分の学習スピード向上に大きな影響を与えます。人類の学習スピードを向上させるというのは言い過ぎかもしれませんが、積極的に議論に参加して、様々な人達の意見を反映したノウハウができると、自分だけではなく、多くの人の幸せに繋がります。何故なら課題解決ノウハウというのは、=やりたいことの実現であって、幸福の実現のカギだからです。課題解決ノウハウを多くの人に共有して、皆で幸せで理想的な状態を目指そうではありませんか。私たちの有限の命を使って、少しでもこの世の中を面白く、楽しいものにできれば、これほどの喜びはないでしょう。課題解決に集中してみんなで幸せをつかみ取る状態を創ることが私の最大の課題ですね。皆さんも協力してくれると助かります。どんどん課題解決ノウハウを発信しましょう。






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