【10分で分かる】なぜ米国株投資が流行っているのか?
こんにちは!
普通の30代会社員がお金の不安を解消する『大人のマネートレーニング』のまっしーです。
今回は米国株投資について。
サーっと読めるので、ぜひ最後まで!
さてここ最近、私たち個人の運用先としても、米国株が流行していますよね!
最近、米国株投資を始めた方って周りにも増えてませんか?
「リベラルアーツ大学の両学長」や「バフェット太郎さん」のような有名YouTuberも米国株、特にインデックス投資を推奨しています。
※インデックス投資=個別の銘柄ではなく、ダウ平均・S&P500平均など株価指数に連動した商品への投資
資産運用を始めてみたい、米国株に興味ある!という方の参考になれば嬉しいです。
①米国株の推移
アメリカは長らく経済の中心と言われていますが、株価は実際どうなのでしょうか?
アメリカにはニューヨーク証券取引所、NASDAQの2つの市場があります。うちNASDAQはベンチャー、ハイテク系の企業中心です。
(日本で言う、東証1部とマザーズみたいなイメージ)
そして、よく見られている指標として
◆ダウ平均
◆S&P500指数
◆NASDAQ総合指数
などがあります。
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◆ダウ平均
ニューヨーク証券取引所、NASDAQの両市場の上位30銘柄の株価平均。
◆S&P500指数
ニューヨーク証券取引所、NASDAQの両市場の上位500銘柄の時価総額を指数化したもので、1941~1943年の時価総額を基準(10)として算出。
◆NASDAQ総合指数
NASDAQ市場の全銘柄を対象とし、時価総額を指数化したもので、1971年2月5日の時価総額を基準(100)として算出。
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それぞれ見ていきます。
最も主要なダウ平均のチャートを見てみると、
右肩上がり↗で上昇しています。
1991年(30年前)と比べて約10倍に
2001年(20年前)と比べて約3倍に
2011年(10年前)と比べて約3倍に
S&P500指数を見てみると
自分の使っているソフトでは2015年~しかチャートが見れなかったのですが、6年前と比べて約2倍に。
NASDAQ総合指数を見てみると、
1991年(30年前)と比べて約16倍に
2001年(20年前)と比べて約6倍に
2011年(10年前)と比べて約5倍に
3指標とも右肩上がりです!
途中、一時的に下落することはあっても、回復しています。
上位30社の平均株価、上位500社の時価総額、ハイテク系市場の時価総額が数倍~十数倍に成長しているって凄い!
②日本株の推移
では、我らが日本の株価はどうなのでしょうか?
日本の主要指標は
◆日経平均(日経225)
◆TOPIX
◆東証マザーズ指数
などがあります。
うちマザーズはベンチャー、ハイテク系の新興企業中心です。
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◆日経平均(日経225)
東証1部に上場する上位225銘柄の株価平均。
◆TOPIX
東証1部に上場する全銘柄の時価総額を指数化したもので、1968年1月4日の時価総額基準(100)として算出
◆東証マザーズ指数
東証マザーズ市場に上場する全銘柄の時価総額を指数化したもので、2003年9月12日の時価総額を基準(1,000)として算出
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まず、日経平均を見てみると、
1991年(30年前)と比べて約1.2倍に
2001年(20年前)と比べて約2.4倍に
2011年(10年前)と比べて約3.2倍に
U字回復しています。
ただ、1990年に約39,000円の高値を付けており、まだ当時のレベルには追い付けていません。
ダウ平均と比べると、上昇幅は小さいです。
次に、TOPIXを見てみると、
1991年(30年前)と比べて約1倍に
2001年(20年前)と比べて約1.8倍に
2011年(10年前)と比べて約2.2倍に
U字回復しつつ、横ばいに近いです。
これもダウ平均やS&P500指数と比べると、上昇幅は小さいです。
次にマザーズを見てみると、
自分の使っているソフトでは2004年~しかチャートが見れなかったのですが、
2004年(17年前)と比べて約0.6倍に
2011年(10年前)と比べて約3倍に
U字回復しつつ、過去の水準にまだ追い付けていない。
そう考えると米国株は強い!
③世界の時価総額ランキング
以下サイトで調べると、世界の時価総額上位50社のうち、33社をアメリカ企業が占めていました。
アップル、マイクロソフト、アマゾン...など
日本はTOYOTAの1社のみ。
やはりアメリカは成長企業が多いです。
5年~10年前に株を買っていれば今頃数倍になっていたであろう銘柄も沢山あります。
④他国の株価
日米だけを比べても、日本株に未来が無い…という結論になってしまうので、他の国の株価も見てみます。
ヨーロッパ経済の雄「ドイツ」は?
◆DAX指数
ドイツのフランクフルト証券取引所の、ドイツ企業上位30銘柄の時価総額を指数化したもので、1987年12月31日の時価総額を基準(1,000)として算出。
1991年(30年前)と比べて約9倍に
2001年(20年前)と比べて約3倍に
2011年(10年前)と比べて約2.5倍に
途中、大幅下落はあったものの、右肩上がりです。
アジア経済の中心「中国」は?
◆上海総合指数
上海証券取引所のすべてのA株、B株の株価の時価総額を指数化したもので、1990年12月19日の時価総額を基準(100)として算出。
1994年(27年前)と比べて約5.6倍に
2001年(20年前)と比べて約1.9倍に
2011年(10年前)と比べて約1.4倍に
途中、かなり乱高下していますが、右肩上がりで推移しています。
⑤まとめ
米国株は、倍々ゲームのように右肩上がりで上昇し続けている。
一方、日本株は過去(30年前)の水準に追い付こうと、U字回復をしている。
そして、それは上位225社(日経平均)、全銘柄(TOPIX)、新興ハイテク系(マザーズ)、各指標とも同じような傾向。
ヨーロッパ代表ドイツ、アジア代表中国の株価は右肩上がりで上昇している。
日本の株価を見ると、バブル後の失われた30年は本当に深刻です。
仮に、30年前に主要な日本株を購入して、ホールドし続けた人は、今売ろうと思っても、買った時と同じか、低い値段でしか売れない...そんなことが在り得ます。
その間、配当や株主優待などはありますが、大勢に影響は無いと思います。
逆に30年前に主要な米国株を購入して、ホールドし続けた人は、今10倍の値段で売れるかもしれない。
そんな単純な話じゃない!アメリカも日本も関係なく、成長する企業の株を選んで長期保有する「目利き」が大事!
という意見もあるかと思いますが、減退~横ばいの市場で、個別に成長銘柄を見つけるのも中々難しいです。
なので、市場全体(分母自体)が成長し続けている米国株に人気が集まっているのでしょう。
結論、株価が過去最高値を更新し続けることが重要です!
どのタイミングで買っても、長期的に見れば、右肩上がりに上昇してくれるという安心感に、みな投資しているのでしょう。
個別株ではなく、S&P500指数に連動した投資信託やETFだと、銘柄が分散されて、なお安心です。
今は楽天証券やSBI証券からも、手軽に米国株やETFが購入できます。
以上、ご参考になれば幸いです。
今と将来を楽しくするために、一緒に頑張りましょう!
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