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退職日の出来事

初めて退職というものを経験し、自分にとって意外な出来事が2つあり、色々と思ったことがあったので備忘録として書いておく。

その① 本当の人柄
普段電話で仕事のやり取りをしていて、私が「 (この人は厳しい人だな、苦手だな)と思っていた人に退職メールを送ったところ、なんとメール送信直後にその人は挨拶の電話をかけてくれた。

聞くと、「やはり最後ですから、声を聞かねばと思い。。。もっと早く知っていれば、送別会でも出来ましたのに〜」と言われた。

それを聞きながら(いや、私は貴方と会ったことも無いが!?ていうかこんな人だったん!?)とめちゃくちゃ驚いた。
私を誰かと勘違いしているのかも とも思ったが、それも考えにくい。
退職をキッカケに、この人ってこんな人だったのか!と新たな発見だった。


その② 別れは突然に
最終出勤日の3日前、お世話になっていた先輩が突然、休職した。人づてに聞くと、1ヶ月ほど休むという。

その先輩は入社時からとても仲良くしてくれて、お昼ご飯を一緒に食べたり、休みの日にカフェに連れて行ってくれたり、何かと私や後輩を気にかけてくれていた。
私が社内異動を考えて相談した時も、先輩は他部署の人を紹介してくれて、ご飯のセッティングまでしてくれたのだ。

そんな先輩に最後のお礼がしたくて、お菓子を買い、手紙も書いたのに、最後の最後で会えなかったことが本当に悲しい。

LINEでメッセージを入れたけれど、返ってきたのは素っ気ない二文だった。

私は詳しくは知らないが、もしメンタルが病んでいるなら、それも仕方ないのは分かる。しんどい中で返信してくれただけでも有難いものだ。

ただ、後味の悪い別れになってしまったことは否定出来ない。
あの頃の先輩にまた会える日は来ない気がする。

私にとって、久しぶりに突然の別れというものを経験した出来事だった。