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音楽と共に歩む人生 #1 - きっかけはクラシックピアノとゲーム音楽
恩師からの久々の便りをきっかけに
これまでの人生を振り返ってみると、
常に何らかの形で音楽に触れながら育ってきたことを思い出します。
今は音楽とは直接に関わりのない仕事をしていますが、それでも音楽が私の人生に与えた影響は決して小さなものではありません。
そこで今回は、私が音楽と共に歩んできた人生を振り返ってみたいと思います。
はじまりはクラシックピアノ
運動が得意ではなかった5歳の私に、
両親がピアノを習わせてくれたのが音楽人生の始まりでした。
特に音楽に興味があったわけではない5歳の私。
ピアノ教室が閉業する12歳まで、ただ言われるままに週1日学校帰りにピアノ教室に寄るという日常が始まりました。
最終的に到達したのはバイエル終了程度。
「エリーゼのために」が最後の課題曲でした。
練習は不真面目だったので、
上達のスピードはゆっくり。
同級生でピアノを習っている子と比べると、
「ピアノを弾ける」と言える水準ではありませんでした。
ゲーム音楽から芽生えたピアノへの興味
ピアノ教室を辞めた中学生の頃。
当時、熱中していたのはテレビゲーム。
ピアノを弾くよりもゲームに費やす時間の方が多かった時代です。
不思議なことに、この時期にピアノや音楽への興味が芽生え始めました。
忘れもしない思い出の曲は、
Final Fantasy Xのサントラより「ザナルカンドにて」
ピアノの魅力が引き立つ名曲です。
きっかけは忘れましたが、
ある日、この楽譜を買ってもらい、
自宅にあったアップライトピアノで弾いてみたところから、音楽と共に歩む10代が始まりました。
この曲の凄いのは、パターンを把握すれば、
それなりに原曲のような雰囲気を出して弾けるところ。
ピアノ教室でコードの勉強をしていたおかげで。
比較的簡単にパターンを掴むことができたのです。
さらにゲーム音楽ということで、
何度も耳にしていることも、
聴いたように弾くという、いわゆる「耳コピ」の習得に繋がりました。
これらの要因により、
比較的短期間の練習でスラスラと一曲を弾けるようになりました。
ある時、ピアノ教室の先生に久しぶりに演奏を聞いていただく機会があって、「ザナルカンドにて」を弾いたとき、先生が涙を流していたことを忘れません。
涙の理由を聞くことはありませんでしたが、
初めて見た先生の涙。
よく分からないけど、なんとなく成長していることを感じられた瞬間でした。
ピアノ教室で学んだこと
・楽譜の読み方
・コードの読み方
これらが後の音楽人生に活きていくことになります。
(つづく?)
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