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みっしょん 第5話「魅了する若矢」 補足&解説

みっしょん 第5話「魅了する若矢」の補足や解説など

誰のために書くのか、という感じも若干ありますが、自分の備忘録のために残しておこうと思います。
キャラクターの設定や話の展開は時間に追われると、自分でも忘れてしまいがちですからね。


まずはChatGPTにあらすじを書いてもらいました。

あらすじ
 若矢は宿の食堂でファブリスやカルロッテと再会し、朝食を共にします。
エレーナとリズもやって来ますが、彼女たちは昨夜の出来事について若矢に対して不自然な態度を見せ、若矢は夢のような記憶が現実だったのか疑念を抱きます。

ファブリスの提案で、冒険者ギルドに向かい、若矢は冒険者登録を行います。
その後、初めてのクエストとして、海を隔てた大陸での魔族の拠点制圧に挑戦することに決め、出航の準備を整えます。

若矢たち一行が船に乗り、目的地の大陸に向かう旅が描かれます。

船上での夕食後、若矢の部屋を訪れるカルロッテ、エレーナ、リズの3人。彼女たちは昨晩の行為を謝罪し、しかしその気持ちは本物だと伝えます。
若矢も彼女たちの真剣な気持ちを受け入れ、彼らの関係は一層深まります。

翌朝、ラムルから若矢の魅了の能力について説明を受け、彼の魅力が彼女たちを惹きつけたことを知ります。
しかし、ラムルは若矢自身の人間的な魅力も大きな要因であることを強調します。

若矢は自分の力で仲間たちを守ることを誓い、再び旅に向かうのだった。

登場人物の補足&解説

今回は重要な人物で、新登場したキャラクターはいないですし、若矢や勇者パーティーも特段変わった動きをしていないので、解説無し。


第5話「魅了する若矢」 全体的な補足

今回は新たな冒険のスタートと、またしてもハーレム回です。

ラムルが言っていたように、若矢自身に惹かれ始めていた彼女たちが、転生した際に若矢にランダムで付与された「魅了」の能力によって、大胆になった結果がこのハーレムです。

普通に考えるとよっぽど性に奔放でなければ、こんな複数で同時に愛し合うことはしないと思いますが、そこを少し大胆にさせてしまうのが魅了の能力と、若矢の「魔王を討伐した英雄」という肩書の相乗効果です。

この世界の性に対する倫理観がおかしいのではなく、彼の周りが少し特殊なだけです。

この「魅了」の能力についての起源や、その概要について簡単に説明した↓
「魅了という毒」
という記事があります。
魅了の能力について、本文中で若矢の例にも触れています。

また、上で紹介した「魅了という毒」内に出てくる昔話↓
「魅了のハエ」
という記事もあります。
簡単に要約すると、若矢よりもずっと高性能な魅了の能力を持ったハエが、そのハエの意思とは関係なく、世界各地のあらゆる生物を魅了してしまい、争いが起こるお話です。(どんな話だよ……)

さて、次に本文中に出ていた
クエストボードのかなり上の方に張ってある、ドクロのマークで囲われた3枚の依頼書についてです。

1枚目「エバーグリーン地方のabyss of the abyss(深淵の深淵)の調査」
2枚目「ヒェール大陸の調査」
3枚目「大海獣セイドーンの討伐」

この3枚の手配書の内容は、のちのち本編中に話が出てくるか、同じ世界の別の作品にて、取り扱う予定です。
自分でも忘れないためにも、ほんの少しメモとして残しておきます。

1枚目の「エバーグリーン地方のabyss of the abyss(深淵の深淵)の調査」について。

記載のあるエバーグリーン地方とは、この世界のほぼ中央に位置する大陸群です。
かつてはとある権力者たちの本拠地であり、とても美しい自然に囲まれた場所でした。
しかし大きな戦争の結果、大陸群全体の形が大きく変わってしまいました。

そしてその中の「abyss of the abyss(深淵の深淵)」は、その戦争で起きた超大爆発によって、大地が崩落してできた巨大な谷、崖底の中です。

過去の調査によって、固有の生態系や、知的生命体の文明の痕跡が発見されていますが、高濃度の大気汚染で調査は思うように進んでおらず、その奥底は謎に包まれたままです。

この依頼は、相応の実力を持っていると認められた者が、調査隊との共同でのみ、受注することができます。

2枚目の「ヒェール大陸の調査」について。

ヒェール大陸はこの世界の最北の大陸であり、地図では白く塗られていますが、そのことからも推察できる通り極寒の大陸です。

この大陸についても調査があまり進んでいません。
というのも、あまりに極寒の気候すぎるからです。

冷気耐性を持たない装備では、上陸して僅か数分のうちに体温を奪われてしまうといわれています。
また、常に激しい吹雪に見舞われており、視界の確保が難しいことも調査の難しさに拍車をかけています。

自分の位置を見失っているうちに、この大陸に生息する極寒の地に適応した猛獣に襲われたり、足を滑らせて滑落したりして命を落とす冒険者が後を絶ちません。

そのため、帝国を始めとする冒険者ギルド加盟国は、正式な許可を得た者以外の上陸を禁止しています。

3枚目「大海獣セイドーンの討伐」について。

大海獣セイドーンは、超々大型のトドであり、存在すら疑問視する者も多いが、過去幾度となく出現が目撃されている。

出現するだけで災害レベルの被害をもたらすため、各国は常に出現を警戒している。

クエストボードに依頼書が貼ってあるということで、数年前に近くの海にて複数の目撃があったとされている。

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