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リモートワーク成功のために、カルチャーを大切にする当社がやったこと

こんにちは。ウエディングパークの「ン」。note編集部のあっこです。
当社では、新型コロナウイルスの影響を受け、3月末から全社員が在宅勤務に変更となりました。
今回は、リモート下でも当社のカルチャーを大切にメンバーがモチベーション高く働けることを目指し奔走した人事統括マネージャーの内田さんに話を聞きました。

リモートワーク開始時に感じていた懸念

ウエディングパークではじめての全社員在宅勤務が始まった時、いくつかの懸念を抱いていました。

・1人で業務にあたる時間が増え、一体感や切磋琢磨といったチームのカルチャーが薄れること
・コミュニケーション不足が生産性の低下に繋がること
・ウエディングパークで働く意義や意味が薄れること

時流として、フリーランスや副業など働き方も多様化しています。改めて「そんな時代でも、この会社で働きたい」と思えるような組織にしたい会社の存在意義を感じてもらいたい。そして、ウエディングパークにいることでの成長の加速などの付加価値を生み出したいと考えました。

リモート下での施策の軸は、「安心」と「刺激」

リモート下でもみんなを絶対に不安にさせない!この状況下でもパフォーマンスを出すことは絶対にできる!と、挑戦の土台となる「安心」と縦横斜めの関係性の「刺激」を軸とした下記のような施策を実施することにしました。

・課題を把握し解決するためのオンラインアンケート(週1回)
-社員のコンディション把握から解決策を打つためのアンケート「シューホウ」
-気づき、課題、不安なことなどを投稿できるアンケート「つぶやきBOX」
※現在は月1回に頻度を変更

・カルチャーを推進する社内制度(カレーファミリー制度・けっせつ10・キャンプファイヤーデーなど)のオンライン化(適宜)

カレファミ

▲カレーファミリー制度、けっせつ10のオンライン開催の様子

・チーム単位での関係性向上に向けたワークショップ(適宜)
”見えない”から生じる認識のズレや関係性で悩むことがないように、心理的安全性の高いチームを築くためのワークショップ。

・ニューノーマルな働き方に対するマネジメント層向け研修(1,2ヶ月に1回)
「中期ビジョン」や「Leader8(ウエディングパークのマネージャーが大切にすべき8つのこと)」など、本質的なテーマを題材に、これからのマネジメントについてマネージャー同士でディスカッション。自チームで同じワークをやるという声も多く聞けました。

・インナーコミュニケーションを強化する社長メッセージ動画配信(月1回)
経営メッセージの伝達頻度を高めて繋がりを強化するメッセージ動画「Voice」の社内配信。社員からの質問に答えるコーナーも。

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新卒研修のオンライン化で見えてきたこと

私自身、最も壁となったのは新卒社員の受け入れでした。緊急事態宣言直後で入社する社員に初日から仕事の環境が作れない事、研修の再構築に悩みました。
オフラインで実施予定だった研修は全てオンライン化。各部署での専門的な知識や実践はもちろん、当社のカルチャーやチームビルティングなど、昨年までは現場でのトレーニングが中心だったことも、リモート下で身につけ実践できるよう、1から研修を組み立ててゴールを設定する必要がありました。

定めた研修のゴールは、自発的に社会人・そしてウエディングパークの社員として必要な知識のインプット+アウトプットができるようになること。そして研修実施者としては、それを切磋琢磨しながら実践できるように熱量を高めること。
結果として、用意した研修や課題をクリアしていくだけでなく、新入社員が自らすすんでインプットしたことをアウトプットする企画の提案・運営をしてくれました。メッセージとして伝えたゴールを、実際に行動に移してくれたのです。

リモートワークの成功のために

リモートワークでの施策や研修の実施を通して、リモートワークの成功には5つのポイントが必要だと感じました。

1. リモートの状況に合わせた、カルチャーの推進を検討し実行すること
2. 温度感や文脈が伝わるように、見えないことを意識的に共有してすれ違いを防ぐこと
3. 感謝の気持ちをお互いに伝えあい、支えあうこと
4. オンボーディングは入社前から。会社やメンバーを知り、繋がり、関係性をつくること
5. 継続的にカルチャーやコミュニケーションを推進する制度の活用を促進すること

9月に実施した全社員の社内サーベイでは「一体感」の項目の評価が上がるなど、実施してきた施策の効果を感じています。

人事はきっかけをつくり、メンバーは自発的に機会をつくり発信してくれて、「競争と協調」「チームウエディングパーク」のカルチャーがより高まりました
また、中期ビジョン「結婚の幸せへ、まっすぐに進めるデジタルを。」の発表でウエディングパークのこれからが経営陣から示されたことで、社員として働く意義や意味がさらに深まったと思います。
これらのことが、在宅勤務中心の働き方へとシフトする決断にも繋がりました。

サーベイ

私自身が就職活動の時に惹かれた、全員がビジョンや理念をどの会社よりも本気で目指しているウエディングパーク。みんなが当事者意識を持って、チームウエディングパークの掛け算でミッションに向かえるチームを作りたいと思っています。人事として、組織課題を解決して、より競争力のある会社にするための貢献をし続けたいです。


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