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時短勤務デザイナーが働く上で大切にしている3つのこと #仕事のポリシー

こんにちは、株式会社WebrydayのデザイナーSです。

産休・育休を経て2023年4月からフルリモートの時短勤務で職場復帰しました。平日フルワンオペで2歳と0歳を抱えての子育てと仕事の両立は想像以上に大変ですが、早いもので復帰して4ヶ月。

目まぐるしい毎日に息も絶え絶えな中、手探りでも徐々に確立してきた #仕事のポリシー = 働く上で大切にしている3つのことと、具体的に取っている手法を紹介したいと思います。


1. 効率と生産性のために優先順位をつける

時短勤務では働く時間が限られているため、効率的に仕事を進めることが重要となります。
効率的に働くために、仕事と育児、どちらのタスクにも優先順位をつけてタイムマネジメントを行うようにしています。

【方法1】タスク量を把握する

まずはタスク管理ツール(backlog、Asana、Clickup、Trello、Notion、スプレッドシートなど)を利用して重要度が低いものから高いものまで、持っているすべてのタスクを分解して洗い出して書き出すことで全体のタスク量を把握します。

【方法2】タスクを整理する

次に時間の制約の都合上、以下の点を意識してタスクを整理します。

  • 仕事の依頼者には時間の余裕を持って依頼してもらうようにお願いする

  • タスクの優先順位をつける(重要度と緊急度の度合いで決定)

  • できないことは早めに判断して断る、またはチーム内にヘルプを出し他の人に割り振る決断をするなどしてボールを持たないようにする

優先順位のつけ方は「時間管理マトリクス」と呼ばれる、
重要度と緊急度によってタスクの優先順位をつけていく方法を参考にしています。

【方法3】タスクを消化する

タスクに取り掛かる際は、作業量の把握のため工数管理ツール(Reforma、Togglなど)を利用し、1日の作業量を後々振り返られるようにしています。

また、集中力を高めるためポモドーロ・テクニックを活用し、意識的に休憩を取り入れながらパフォーマンスを最大化できるよう仕事を進めています。

ポモドーロテクニックとは
集中力を高めるための時間管理法で、25分の作業と5分の休憩を繰り返す。4サイクルごとに長い休憩を取ることで、生産性を向上させる手法。

様々なポモドーロテクニックのツールを試してみた結果、現在はデザインの素敵な2つのツールをよく利用しています。

⏰ Tide(Chrome拡張機能)

シンプルで美しい、ポモドーロアプリのChrome拡張版。
作業用BGMになる環境音が流れるのですが種類が豊富で、自然音からカフェのガヤ音、猫の喉鳴らしなんてものも!

⏰ BFT - ベアフォーカスタイマー(iOSアプリ)(有料)

こちらはゆるくてかわいいクマのポモドーロアプリ。
スマホの画面を伏せている間のみ時間が進むので、つい気になってスマホを触ってしまうことを半強制的に禁止されるところがキモ。
作業用BGMはホワイトノイズがお気に入りです。


2. 不安にさせないコミュニケーション

リモートワークなこともあり、メンバーとなかなか顔を合わせる機会もない中での時短勤務のため、”相手を不安にさせないコミュニケーション”を心掛けています。

【方法1】Slack絵文字でのリアクション

以前のように雑談する時間も少なくなったので、積極的に絵文字を使って表情やリアクションを伝えるようにしています。反応があることで心理的安全性を高められますし、一次返信的な使い方も出来るのでとても便利です。

MEGAMOJI

Slack絵文字作成ツールはこちらで。動きやグラデーションをつけられたり、ダークモードでの実際の見え方なども表示してくれたりと多機能なサービスです。

【方法2】タスクの可視化・抱え込まない環境作り

時間の制約上、持てる時間は作業に当てたくタスク相談のための細かい打ち合わせ時間を取るのが惜しいこともしばしば。
そのため時短勤務者同士でタスク管理ツールを利用しタスクの総量や進行度を可視化することで、お互いのタスク量を把握、カバーし合えるように環境を整えました。

タスクを可視化しておくと、ひと目で他のメンバーがどういった状況なのかが分かりやすく、
自発的にタスクを取りに行きやすいので重宝しています。

【方法3】ホウレンソウの徹底

相手が自分の状況を把握してスケジュール調整をしたり安心できるように、抱えているタスクの状況はもちろんのこと、子どもの体調や保育園での病気の流行などの懸念事項も含めて仕事の基本であるホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底するように注意しています。


3. リフレッシュ方法を持つ

育児は常にマルチタスクを求められる上にアクシデントと睡眠不足が付き物です。さらに仕事のタスクも抱えるので脳内はマルチタスクでオーバーヒート気味に…。復帰直後は毎日のタスクの多さにパニックを起こして思考停止に陥ることがよくありました。


さらにリモートワークのため昼休憩中に細かい家事タスクをこなそうと最初は頑張っていましたが、プチパニックが続き限界を迎えた結果、昼休憩中は休憩に徹することに。

子どもが小さいこともあり、1日のうちに自分のために使える時間はこの昼休憩の1時間のみ。
思い切って好きな映画やドラマを見たり、仮眠を取ったりしてセルフケアに努めるようにしたところ徐々に落ち着き、午後からの仕事のタスクも就寝までの育児のタスクも落ち着いてこなせるようになってきました。

元々休みベタなところがあったのですが、上記のようなエピソードを経験したことで適切なリフレッシュを取り入れながら、仕事にメリハリをつけていくことで生産性を上げられるようにしています。


おわりに

以上が時短勤務デザイナーが働く上で大切にしている3つのことと、そのための手法でした。

育児と仕事の両立は不安になることも多いですが、弊社・株式会社Webrydayには育児や介護、時短・フルタイム勤務を経験した諸先輩も多くキャリアとライフイベント、どちらも諦めずに働き続けることのできる制度と環境が揃っていると思います。

まだまだ駆け出しのワーママライフ。子どもの成長と共に、どのようなポリシーの変化が起きるかも含めて楽しんでいこうと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。