#アメリカ流通
D2Cでリ・フレームされるリアル店舗
ビジネスメディアでD2Cという言葉を目にすることが珍しくなくなってきた。言うまでもなく、D2C(Direct to Consumer)は米国発のオンライン専業の製造型小売業のこと。オンライン専業ではあっても、ある程度に成長するとリアル店舗を展開することが多い。大都市において展開されるそうした店舗が販売目的であるケースはほとんどなく、大部分は純粋にショールーム目的で運営されるために在庫もごく限られて
もっとみるEmpty Big Box の急増に見る米国流通の未来(1)
この数年、カリフォルニアやニューヨークに行くたびに何となく感じていた米国流通業界激変の兆しのようなものが、とうとう現実になってきたようだ。全米各地に建設されてきたリージョナル型のショッピングセンター(SC)ではテナントが抜けてしまった空きスペースが数多く見られるようになってきた。さらに主要幹線道路沿いに建設されたコミュニティ型のSCでも、そして複数の大型専門ディスカウンターを集めて絶対的な集客力を
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