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私のカメラの使い方 / 小さなお店や会社の情報発信に

かやはらあやこ@フォトライター

Web系の仕事をしているその関係で、お客様や知り合った方からよく聞かれるようになったのがホームページやSNSの写真を撮るのに「スマホのカメラじゃダメ？」「カメラはやっぱり一眼じゃないとダメ？」

この記事ではその質問に対する自分なりの回答をお伝えしてみます。


予算があれば高級カメラとレンズが欲しい

もし予算が膨大にあれば、私はミラーレス一眼と明るいズームレンズが欲しいです。

値段が高いカメラで撮ると本当にそれだけで綺麗。

でも予算のことを考えると無理…なので自分に手が届く価格のカメラを使って、何とか目的を達成したい前提があってのお話です。

小さなお店や会社の情報発信のためのカメラは一眼じゃないとダメ？

例えば自分が小さなカフェを開いていたり、小さな会社(例えばサービス業)を開いていた場合については、一眼カメラで撮影しなければ売れないわけではありません、実際に携帯＆SNSの活用で売れている方もいるわけですし。

よって一眼じゃないといけないということは無いと思います。

先日お話した経営者の方からは「手早く、いい感じの写真をパートさんが携帯で撮ってくれるし、動画も携帯のアプリで作ってくれるから十分助かってます」のような声も最近は多く耳にしますし。

（ただしこの時はSNSでの話でした）

また私はというと、持っているカメラは一眼レフであっても初心者用、入門用と言われるCanon EOS kiss x7です。（私の小さな手でも扱いやすいので気に入って使っています）

他に持っているのは一眼ではなくコンパクトデジタルカメラ、SONYのRX100M7です。
低山登山での写真撮影＆動画撮影目的で買った、YouTuberにも人気のカメラ。

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もともとお手頃価格なWeb制作を提供しているうちにお客様から「写真をプロにお願いすると高くなって手が出せない。何とか撮ってくれないか？」の声にお応えしようとしたのが私のカメラの扱いの始まり。

Web制作をお手頃価格で提供しているのに、カメラをプロと同じ機材にして使うなんて、コスト的にも難しい。（プロのカメラはレンズやスペア合わせたら車が余裕で変える金額になります）

自分のプライベート（その当時はペット、その後は子供）でも使える機材なら、ずっと持ち続けられるし、それでもよければと撮り出しました。

撮り出してみてお客様からは、私のカメラの金額は気にしてなかったし、画質とかよりも、自分のセンスに合うかとか、いい表情で撮られているかが問題で、スマホ撮影で十分と仰った方もいたぐらい。

もちろん、高いカメラには高い理由がありますし、選ばれる理由がちゃんとあります。

興味が無い人に足を止めさせるほどのクオリティが出せるレベルが高いクリエイティブ職の方、フォトグラファーに必要な機能や設定が携わっているのがプロに選ばれる機種です。

エントリー機ではプロが求めるクオリティを叶えられない＝よって「高い一眼カメラが必要」。

一方、小さなお店や会社の方が自身の情報発信のために「これぐらいで十分」と求めるレベルに見合うカメラなら、それほど高額なカメラまではいらないのではないでしょうか。

エントリー機やスマホカメラであっても、それで十分効果を感じている方も多いです。
低価格な価格帯の一眼レフやスマホでもカメラの性能自体、数年前よりずっと上がって来ていますし。

写真の力をプラスアルファする一手間、補整

ただしどのカメラを使っても私にとって補整は欠かせません。

補正となると、ノンデザイナーの方はしていない方が多いようですが、その作業をするだけでかなり写真が変わりますのでおすすめです。

IMG_0889 のコピー

例えば北九州民お馴染みの資さんうどんの画像。

iPhoneSE2で撮影したものです。

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元の画像はこちら。

どちらが美味しそうでしょう？

好みはあるかもしれませんが、多くの方が上の画像を選ぶのではないでしょうか。

この補正の方法はGoogleフォトというサービスを使って自動補正という項目をクリックしただけです。

instagramでいえば、フィルターをかけるのと同じ感覚で補正できますし、PhotoshopやLightroomのようなソフトでのレタッチも不要、クラウドやアプリで無料で補正できます。

補正前


​補正した写真でつぶやいたおかげ？

資さんの社長さんからもリプライが。（嬉しい）

私にとって「補正」とは、目で見た色、記憶に残る映像を再現するために行うことです。

本来ならカメラの機能や、扱うテクニックによって目で見たそのままを撮るのがスタンダードなのかもしれませんが、スキル不足を補うためと言ったほうが的確かも。

蛍光灯の下で青っぽく写ってしまうとか、暗くなり過ぎたから影の部分を明るくしようとか、もっと柔らかい印象だったとか、自分の記憶の中のリアルに近づけようと補正を行っているので、主観はかなり入っているとは思いますが。

エントリー機とコンデジで撮った写真を補正

経済産業省主導の写真アーカイブサイト「FIND/47」に採用してもらった写真です。

撮影したカメラ、補正に使用したソフトをご紹介。

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> 大分県 八幡奈多宮の元宮、市杵島と朝日
SONY RX100M7
CameraRaw+Photoshopで補正

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> 福岡県 別格本山鎮国寺、秋の装い
Canon EOS kiss x7
CameraRaw+Photoshopで補正

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