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老後は住宅ローン破産!?2020年の新築一戸建て購入者の9割が約80歳近くまで住宅ローン返済

新築一戸建て購入者の9割が約80歳近くまで住宅ローン返済し続けることになるという。
ちなみに、新築から20年で資産価値がゼロになります。
35年ローンを組んだのであれば、20年後以降、約15年間資産価値ゼロの不動産のために住宅ローンを何千万も返済し続けることになるでしょう。

新築にこだわって、新築一戸建てを買うのではなく、
例えば、中古の一戸建て住宅や平屋を購入し、リノベーションを行うなど、それぞれの身の丈にあった資金計画を立てる必要があると思います。

頭金ゼロ、低金利、月々の返済額は賃貸の家賃より安いし、新築一戸建ては財産になるという売り文句がありますが、本気でそれを信じている人達が多くて驚きだと思います。

日本では、新築で建ててから、20年経てば一戸建ての資産価値は
ゼロになります。
新築一戸建ては財産になるといっても、建物自体の価値はゼロになりますので家を建てずに土地だけ買っておくだけでいいのでは?と思います。

マンションは古くなれば管理費、修繕が上がるのが常識です。
よくある現代の一戸建ては、10年に1度メンテナンスしても
耐用年数は30年程度がいいところです。
ローン返済が終わった頃には建て替えが必要になるでしょう。


日本経済新聞が住宅金融支援機構のデータを調べたところ、2020年度の利用者が完済を計画する年齢は平均73歳と、この20年で5歳上がった。借入時の年齢や金額が上昇しているそうだ。

平均融資額はこの20年間で1900万円から3100万円に大幅増加している。
超低金利政策を背景に、住宅価格が上昇を続けていることが大きく影響しているのだろうか。
金利負担が軽いため、頭金を減らして、多額のローンを借りる傾向がある。
返済期間は30〜31年で推移してきた。
しかし、2020年度は平均32.7年と過去最長となっている。
月収に占める毎月の返済額の比率は22%程度で大きな変化はないが、借入額が増えたことが返済期間の長期化を招いている。

一戸建てを探している人が一番目にするものは価格、広さ・間取り、エリアだ。子育て世代が家買う時に価格や勤務地からの距離と共に「公教育のレベル」が入るんですよね。

新築買うような人は、10年で完済できるくらいのつもりで買う人がほとんどです。それくらいで返済できる収入ないとそもそも買うに至っていない。

住宅ローン業界が消費者金融業界と全く同じになってきてる。
こんなに貸したら老後の生活が確実に破綻するとわかってるくせに、
何十年後かに他人が破綻することなんてどうでもいい。
とりあえず貸せるだけ貸せや、って感じになってる。
住宅ローン完済年齢 上昇 平均73歳 https://nikkei.com/article/DGKKZO64597190U0A001C2MM8000/


夫婦2人なら1LDKや2LDKで物件選び放題なので、広い家は子どもがいるうちだけでいいかな…
広い家には住みたいけど、ローン組んでまで新築買う覚悟はわたしにはない
中古物件買ってリノベして、飽きたら誰かに貸すのとかは楽しそう
ファミリー向け戸建て賃貸増やしたい!!

新築買うか、古いお家買ってリフォームするか迷うな〜家
場所は静かな田舎がいいけど
今は台風や地震の心配もあるし、
家買わんと一軒家借りて転々とするのもありよりのあり

ローンの組み方も問題ですよね…
変動ありと無しでまた変わってきますしね雫
色んな商品ありますけど
35年間のどこかで繰上返済を何回もしなくちゃ新築買うには人生かかっちゃいますね

9割が80歳近くまでの返済計画はひどい
▶︎借入時の年齢、37歳→40歳に上昇
借入額、1900万円→3100万円に増加
▶︎60歳時点の残高、
700万円→1300万円
▶︎利用者の9割が
80歳近くまでの返済を計画
完済は平均73歳 住宅ローン、定年後にリスク先送り:日本経済新聞
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/aging-society/housing-loan/

「フラット35」を提供する住宅金融支援機構の投資家向け資料から、利用者の年齢や融資額・期間などのデータを抽出。2000年度から20年度(4~7月)の利用者(対象約122万人)を分析すると、老後に返済リスクを先送りする実態が見えてきた。

データから浮かび上がるのは、借入年齢の上昇、借入額の増加、融資期間の長期化の3つの要素が重なり、ローンを完済できる年齢が大きく上昇している点です。

下手に新築買うくらいなら空き家買って修繕したほうが良さそうだよなこれ

所得下がる前提なら返済負担抑えめな物件(管理費、修繕費がそこまで高くない&上がることの少なそうなとこ)になるだろうし、言うほど築浅物件が供給されることはないのでは…(というかそれ全て新築買うという前提でしょうし…)

貯金や収入に余裕があって、節税としてその計画で借りてる人も多いとは思うのでそれはいいんですが、そうでない人がこういったデータをもとに同じように現実的に返せない額を借りてしまうと問題ですね

35年ローンで家を買ったら、ローンが終わったときにはお風呂もトイレも屋根も壁も35年が経過するモノになってる。
勿論、その後そのままなんて住み続けられないよね?
つまり35年の間に、ローンを返しながら、35年物の家を丸ごとリフォームできるだけの資金も貯めておく必要もある。

「いやいや俺は同じ便器や風呂を30年も続けて使えない。20年くらいで新品に取り替えたい!」と思う人は、住宅ローンを払いながら最初の20年でそれらをリフォームするための数百万円を、生活費や子供の教育費、老後のための貯金に加えて貯めないといけない。ちゃんとそういう予定立ててる?

家の老朽化に関して想像力のない人が住宅ローン組むことは本当に危ない。自分が35年ローンを組もうとしているのなら、築35年の一戸建てやマンションを一度見学に行ったほうがいい。
その家やマンションが、ローンが終わった時の年齢の自分が、手に入れることのできる家だ。

三菱総合研究所の推計では、60歳時点で住宅ローン債務が1000万円を超す世帯は、それ以下の世帯に比べて債務返済が困難になる可能性が高い「老後破産予備軍」になる。主に1990年代に借りた人の1割がこれに該当し、20年後は2割以上になるという。
地方は新築持ち家率高いのに大学進学率は逆に低い場合が多いですが、ローン返済が優先され子の教育費は後回しにしてる家庭が多いと感じます。世代間同居でローン無しか、あるいは中古物件で妥協してる家庭の方が実感として進学率は高いです。
https://twitter.com/kimtokai/status/1312930148048539649
建築後20年過ぎた一戸建て住宅は、価値がそこからあまり下がらないようなので、買うなら20年以上すぎたのを買う方が良いらしい=ただで住める
https://twitter.com/oretaku2020/status/1312889548930650119


結論

特別な趣味新築じゃないとダメだという宗教心がない限り、
新築で一戸建てを買う必要はないと思います。
新築から20年で資産価値がゼロになります。20年後以降、約15年間資産価値ゼロのために住宅ローンを何千万も返済し続けることになるでしょう。
築20年過ぎた物件を購入し、中身をリノベーション、気になるのであれば耐震補強等すればいいのです。
後、5年、10年もすれば、バブル期に建てられた物件の建て替えの時期にもなるので、その辺とのバランス見てそれぞれの買い時を検討するといいでしょう


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