golang switch文のreturnの使い方、注意点について
今回はgolangのswitch文におけるreturnについて解説していきます。
switch文
Go言語にはswitch文を使うことで一つの変数から条件分岐を判定を行うことができます。
func main() {
a := 2
switch a {
case 1:
fmt.Println("×")
case 2:
fmt.Println("〇")
case 3:
fmt.Println("×")
}
}
このように変数aの値によって処理を分岐することができます。今回はa=2のため、実行結果は〇
golangにおけるswitchのreturn文
関数内でswitch文を使う場合、最後にreturn文を書きたくなりますが、defaultを書いていれば不要となります。
func main() {
a := 2
judgement := judge(a)
fmt.Println(judgement)
}
func judge(a int) string {
switch a {
case 1:
return "×"
case 2:
return "〇"
case 3:
return "×"
default:
return "どれにも合致しませんでした。"
}
}
default文を書いていればaの値によらずどこかの条件に当てはまるので、switchの外でreturnを書く必要はありません。
func judge(a int) string {
switch a {
case 1:
return "×"
case 2:
return "〇"
case 3:
return "×"
default:
return "どれにも合致しませんでした。"
}
return "どれにも合致しませんでした。"
}
このようにswitchの外にreturnを書いても、到達不可となり、デッドロジックとなるのでご注意ください。
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switchのreturn文の注意点
早期リターン
後続のコードや他のcaseブロックを実行させないように処理が完了次第リターンさせるように心がけましょう。
戻り値の型の一貫性
関数の戻り値の型は同じでなければなりません。
関数の定義に合った型の値を返すようにreturn文を書くようにしましょう。
fallthroughとの併用
return文とfallthrough文は併用することができません。
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