#92 申込み手続きのハードルは何か?

PayPay決済を導入することにしました!

キャッシュレス派の方はぜひご利用いただけたらと思います、そのうちQRコードが届くと思うので来月から開始します!


わたしはキャッシュレス派というほどでもないし、なにがなんでも現金ニコニコ払い!というほどでもないです。あえて言うなら、5千円以上のものはカード決済が多いかな。あとPASMOくらい?

アプリ決済はまだデビューしてません。

でも、世の中の流れ的にキャッシュレスが進んでいくんだろうなと思っているし、お客さんも内心で「現金はめんどうだな」と思ってたりするひともいるかなと考えて、アプリ決済についてはちょっと前から考えていました。


しかし、なんちゃらPayと名のつくものが多いこと!

なんでもかんでも「Pay」ってついててパッと見の違いがよくわからん。

そういう中でどれを選ぶのが良いのか・・決済できる店舗数が多いとか、知名度があるとか、ポイント還元がお得とか、考えるとキリがないんですね。

お客さんにもちょいちょいヒアリングしてみたものの、アプリ決済を使っている方があまりいらっしゃらない様子でした。

となると、どうするか・・。こういうのに悩みたくない自分の悪いクセが頭をもたげてしまい「わたし基準でわたしが知ってるやつ」に決めました。


で、実は昨年の秋くらいに、そのとき知っていた「LINE Pay」に申し込み手続きをやりかけたんです。

スマホから事業者向けのアプリをダウンロードして・・必要事項記入して・・そこで止まりました。

なぜなら「登記簿謄本の画像を送れ」という指示が出たから。

しかも日付古いのはダメ。手元に1年前のがあるのに使えない・・

もう、こうなると一気に「っだよ、めんどくせー」気持ちが出てしまいます。


いや、登記簿謄本もオンラインで取り寄せできることは知ってます。一度やったことがあるので。

でも、アレもアレでなんか煩雑というか、スッと申込めないんですよね~。

しかも一度手続きしたあと、1年くらい経過するとIDとパスワードが無効になるシステム。更新すれば良いのかもですが、なんかメールが来てたな、くらいでそのとき必要なさそうだったからそのままスルーしてしまいました。


またアレやるのか・・という気持ちになり、結局そのまま放置。


それから1年近く経過して、最近は「10月から消費税も変わるし、それに伴う値上げか・・お客さんの心理はどうかなぁ・・」と悩んでいたところに、なんかのきっかけで「10月以降、キャッシュレス決済のお客さんは消費税分のポイントが還元される」というのを知り、ふたたびアプリ決済を検討したわけです。

で、LINE Pay以外に知ってるやつ、ってことで、ガンガンキャンペーンしまくってる「PayPay」、調べてみると申込み手続きには法人番号だけで足りる!最高じゃん!

ということでさっそく申込み手続きしました。

しかも、Alipay(アリペイ)までついでに申込みました。


Alipay(アリペイ)とは中国のネット通販で有名なアリババグループが展開するアプリ決済サービスで、中国・韓国・台湾ではかなり普及しているようです。

なので観光客向けのいわゆるインバウンド需要を取り込めるサービスにはかなり有効だと思います。

スタジオのサービス的にはあまり当てはまらない?かも?という感じですが、PayPayを申し込むときに「店舗の外観・内観写真」を送れば同時に申し込めるとあったので、必要かどうかというより”あってもジャマじゃない”ならついでにやっとくか、くらいで一緒に申込みました。店舗写真ならいくらでも手元にあるし。


こんな経緯がありまして、PayPayを導入しました。

こうやって書いてみると、わたしかなりの面倒くさがりですね・・。

でも、正直なところ、お客さんにとってメリットが明確なものとか、収益に貢献するとか、効果がある程度見込めることはしっかりやるし時間がかかることでも対応しますが、そうでないことはできる限り簡潔に済ませたいという気持ちがあります。

そして、手元にあるもので済ませられることなら、必要かどうかにかかわらず「とりあえずやっとけ」という気持ちになるんだなと、自分が経験して改めて実感しました。


スタジオの事業も予約を受けるサービスですから、申込み手続きはなるべく簡易にしています。必要以上に個人情報を提供しなくても済むように。

前にも書いたけど、個人情報を入力することの抵抗感ってひとによってかなり差がありますからね。


ちなみにPayPayは、中小・小規模事業者のキャッシュレス化を推進するため、全国20カ所に営業拠点を設けて加盟店も拡大しているようです。中小事業者の心理をよく理解されているなと思いまいた。

普及を図りたいなら、とくに申込み手続きはとにかく簡易でないとむずかしい。

そんなことを実感したできごとでした。

もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。