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これまでスタジオに体験に来ていただいたお客様の人数が500人近くになってきました。

下は7歳から上は70歳まで。最も多い年代は30~50代です。

体験に来ていただい際、安全上の理由から「怪我をしやすいところや傷めやすいところはないか」や、参考程度にふだんの運動習慣を確認しています。

たいていの方は「ふだん運動していないです」とおっしゃいますが、その中でも通勤や通学である程度ふだん歩いている人と、あまり歩く機会はなくデスクワークなどで座っている時間がほとんどの人に分かれます。

そして年齢や性別に関係なくふだんある程度歩いている人というのは結構、体力があるなと感じています。

もう少し具体的にいうと、レッスンは1回あたり60分、そのうち最初の15~20分はストレッチをしてその後だいたい40分前後がレッスンになります。その40分の間の疲れ方や立ち姿勢に変化が現れやすい。

ふだんよく歩くある人はそれほど疲れたような様子はなくまた立ち姿勢は、”体幹と脚”をしっかり使えています。あまり歩かない人は疲れた表情が出ていたり、立ち姿勢が”脚だけ”で立っている状態です。
なんというかお腹や背中が下に沈んでいたり丸まっていたり、「お腹で支える」「背中で支える」という状態が保てない立ち方になっています。(”脚だけ”で立っているのでますます疲れるというスパイラルになる)

日々の積み重ねはやっぱり体に現れるし、それなりに体力差を生むんだなと実感しています。


では、体力差を分けるような「歩く距離」の境目はどのあたりなのか?

あくまでわたしの感覚値ですが、通勤や通学で「乗り換えがある」「(家もオフィスも)駅まで5分以上歩く」「仕事で移動することが多い」「休日はよく外出する」ということがあれば、まぁまぁ歩いていると思われます。

逆に「駅まで近い」「家の中で過ごす事が多い」という場合は歩く距離はかなり少なくなります。

歩数や距離で表わすと、わたしの脚で1万歩はだいたい5km前後です。「乗り換えがある」「(家もオフィスも)駅まで5分以上歩く」という2つの条件があると、だいたい4000歩前後です。

距離でいうと2km強、歩数では4,000歩を最低限、毎日続けられると日常生活のなかで体幹も脚も鍛えられるのではないかと感じています。


ちなみに「運動していないというわりに体幹は強いな」と思った人の職業は圧倒的に営業職の人が多かったです。想像するに職業柄、1万歩くらいは歩いていそう。
ただ、営業職の方は”腰が痛い”という人もいるので歩きすぎによる影響かもしれません。バランスが難しいですね。



もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。